鬼手仏心

「鬼手仏心」は外科医に対する希望的表現(*仏教語からの由来)だそうだ。患者から言わせると、手術されることは恐い。とはいえ、手術台に乗せられたら医師の腕を信じるしかない。最近の手術はロボットの手だが、それを動かすのはやはり医師。長時間に及ぶ手術は医師にとって負担だ。仏心(思いやり)が無ければやっていけないであろう。

この「鬼手仏心」は他の場面でも応用できるとのこと。何とかして救済してあげたい時の対処の仕方は、最初は鬼として強く出るが、最後は仏心になる、というやり方。言うは易く行うは難し。