医師の話し方

6年前から眼科医に白内障の手術を勧められていたものの、そのまま放置していた。だが、もう限界。先日、眼科医の紹介状を持って大きな病院へ行った。その病院は通訳として行くことが数回有ったので慣れているつもりではいたが、患者として行くのは初めて。緊張した。

初回の飛び入りであったため、予約をしている人の隙間に検査。そしてその検査たるや次から次に有り、気がついたら病院に6時間もいた。

最後に手術の担当医にお会いした時は緊張と疲れの最高潮に達していた。医師は手術に関する説明を丁寧にしてくださった。そしてその説明を聞いているうちに、医師のアクセントや話し方にどこか懐かしさを覚えた。もっと具体的に言うと、郷里の発音に似ていた。不安が安堵感に変わった。