大阪へ行かれた生徒さんから「生きんつば」を頂いた。箱には「摂州 御菓子処 泉寿庵」と書いてあった。「摂州」を調べてみると、現在の大阪府北中部の大半と兵庫県南東部にあたるとのこと。別名は「摂津」。これなら何となくわかる。
頭の体操のために、「摂」の漢字の意味を探ってみた。1.とる、もつ、とりおこなう(例:摂取)、2.兼ねる、兼務する、かわる(例:摂政)。「摂」の右側は、旧漢字では、耳を3つ書き、「いくつかのものをくっつけることを示す」という意味だそうだ。
よって、「摂」という漢字は、「手偏の手+耳3つ」から構成されているので、自分の手と耳でしっかりとものごとを取り入れることになる。まずは健康長寿のために、必須の栄養素をしっかりと摂取しようではないか。