タイのトラック運転手

生徒さんから、「NHKの<ワールド トラック ロード ~タイ編>は面白いですよ。それに知っている単語が聞き取れて嬉しかったです」という報告を受けていた。昨日の午後、たまたま再放送していたので私も見た。チャイナート県からチェンラーイ県のメーサーイまで片道3日をかけてセメント(注:ミャンマーに売却)を運ぶトラック運転手の話であった。復路はランパーン県で鉱物資源を積載することになっていた。

中央タイから北タイの北端までの道路と周囲の田園風景がすばらしかった。帰路、運転手はラオス人の奥さんと子供に会うため、チェンコーンからラオス入りをするが、途中、黄金の三角地帯も寄ってくれた。雄大な景色だ。経済的開発はやめてほしい。運転手は子供に高い学歴をつけさせるために頑張って働いているという。時代は経ても、いつの世も、そして、いずこの国の親も同じく子供一筋なのだ…..。