世界初の民間人宇宙飛行士である秋山豊寛氏(1942年生 80歳)が1990年12月に宇宙へ行った時のことはいまだによく覚えている。何故ならば年齢が近かったので興味津々であったから。
彼の述懐の中に、「訓練には耐えられたが、ロシア語の勉強はとてもつらかった」という文章が有る。それを読んだだけでロシア語がいかに難解であるかが十分に伝わってきた。
いずれにせよ外国語は何語でも難しい。小さい時から親しんでいれば耳も慣れ発音も良くなる。環境を整え、関心を持続させていくことが大切だ。
一昨日、教室の近くのミャンマー料理店に入った。店員は日本語ができない留学生。彼の発音が聞き取れないことに自分の耳を疑った。かつてミャンマー語を習ったことがあるが何ひとつ身についていないことだけがわかった。