脳活の必要性はかなり前から聞かされている。それには語学の勉強がもってこいだ。しかし、続けなければ意味が無い。
よくよく考えてみれば、「活」という漢字には、「舌が入っている」。たくさん喋って、舌を動かそう。
ついでに言うと、舌の動きも大切だが、目に刺激を与えることも大切だと思う。いわめる「目活」だ。
先日、食事に行くと、隣に座った80歳位の女性が鰻重を注文。彼女が蓋を開けたところをちらりと見た。おいしそうだ。豪華だ。私が頼んだのはいわゆる定食。差をつけられた。嫉妬心を覚えた。よし、次回は私も鰻重を頼もう。以来、私の頭の中は<食活>でいっぱいだ。
もう一つ、着物の着付けを習いに行った時のこと。50歳位の女性が浴衣の帯の結び方を習いに来ていた。70歳代の私とは帯の結び方が異なった。ここでも年齢差に愕然としたが、そこは気を落ち着けて、彼女の帯姿をじっと眺めた。
見ることは刺激だ。そして、嫉妬心を覚えると、脳に指令が行くことがわかった。