今年の2月から、タイ生まれ、タイ育ちのヒロシ先生に出講をお願いしている。タイとの貿易とタイ人VIPのアテンドで超多忙であった彼もコロナ禍の影響でビジネスがストップしてしまった。ビジネス再開までの間、泰日文化倶楽部で、面白い授業を展開していただきたいと思っている。
昨日、生徒の一人が質問した。「18歳で日本に帰って来られて、どういう点が日本とタイで違っていましたか?」
ヒロシ先生は答えた。「僕は両親に連れられて小さい頃から法事のたびに日本に帰って来ていました。最初に覚えた違和感は、バスに乗った時、大人達が僕に席を譲ってくれなかったことです」
違和感はまだまだ有るはず。授業中にまた質問してみるといいだろう。
昨日は授業後、彼と一緒に和食を食べに行った。夜はふぐ料理で有名な店だが、ランチは庶民的なお値段。カウンターに座るや否やヒロシ先生は言った。「この店、まるで長崎みたい!」
彼のお父様は長崎出身。親戚は現在も長崎にいっぱい。幼い時に連れて行かれた長崎が彷彿としたようだ。