昨日の午後、個人レッスンを受講された女性がトイレットペーパーの買い置きが無いと言った。もう少しで無くなると聞いて、私は彼女に4ロール、プレゼントした。その後、隣りのビルに在るドラッグストアに行ってみたら、棚は空であった。「デマだから安心しなさい」とテレビでは言うが、非常事態はまだ続いている。早く通常に戻ってほしい。
昨晩、勉強に来た生徒達はいずれも皆、学校関係者であった。通常通り勉強に来た姿を見て私は嬉しかった。だが、政府が非常事態宣言を強めようとしているので、来週は来られないかもしれないと、大学職員は言った。
現に、指輪先生が大学からの要請で2週間、寮待機を命じられており、教えに来ることができない。非常なる生活を東京郊外で送っておられる。平常心を維持するのはラインでタイのご家族と連絡し合うことだけだ。
泰日文化倶楽部は政府勧告に逆らって授業をしているわけではない。クラスによってはすでに休講にしている。あくまでも生徒の自主判断にまかせている。だが、非常事態の中、通常通り、いつもの仲間と平常心でタイ語を勉強することで昨晩は愉しいひとときが過ごせた。