昨日の午後、着物の着付け教室へ行った。15回目である。だが、自分の覚えの悪さを着付け講師にぶつけざるを得なかった。言い訳を伴いながら…..。
「お茶の教室で着る以外、着物は一切、着ないんです。しかもお茶の仲間が帯を結んでくださるし….」
すると、江戸時代から続いている呉服屋さんの女将がすかさず言った。
「着物を着て町を歩くといいですよ。皆さんから見られているという刺激が必要。そうすれば緊張感が生まれて、着こなしが良くなります」
茶道講師も、先日、似たようなことを話された。「お茶会でお点前を披露すると、そのあと、必ずや上手になっていますから」
なるほど、緊張感が大事というわけだ。タイ語の勉強にも通じる助言である。