一日千金

7月22日に日本最高長寿者であった女性(1903年生まれ 横浜在住)が117歳で亡くなられた。新しく記録保持者となられた方は、福岡県在住の女性で115歳。因みに男性の記録保持者は113歳(北海道在住)。
 今や100歳以上の長寿者はわんさとおられる。彼らから見れば、70歳そこそこの連中は若輩にすぎない。余命は何年かわからないが、あと30年残っているとすれば、一日を大切にしなければ。
 「一日千金」という言葉が有る。調べてみれば、儒学者の貝原益軒(1630-1714)の『養生訓』の中に書かれている名言であった。
 「もうあくせくと働くことはない。家族の生活を心配することもない。こんなぜいたくな老後の一日、楽しまなくてどうしよう。今まで暇がなくてできなかったこと、あれもしたい、これもしたい、値千金の一日である」
 これはネットに書かれている解説だ。では、この解説をタイ語に訳してみよう。