一人の犠牲者

昨晩(7月11日)、チェンラーイ県メーサーイ郡のタムルアングから朗報が世界中に配信された。県知事は「ミッション・パワフル!」と力強く宣言。サッカー少年達12名とコーチはよく頑張った。そして、関係者の尽力はタイ史上に残ることであろう。
 だが、一人の犠牲者(元海軍の潜水士)が出たことも決して忘れてはならない。先週、タイへ行っていた生徒さんからお土産として新聞をいただいた。タイのクオリティー・ペーパーである「มติชน マティチョン」(2018年7月7日付け)には、彼のことが一面に取り上げられており、赤いベレー帽をかぶった海軍時代の写真、及び、洞窟の奥へ酸素ボンベを運ぶ前の雄姿の写真が掲載されている。写真の説明には、次なる文章が書かれてあった。
 ช่วยถ้ำเหลือง – จ.อ.สมาน กุนัน หรือ จ่าแชม อดีตนักทำลายใต้น้ำจู่โจมนอกราชการ ก่อนขึ้นเครื่องมาปฏิบัติหน้าที่ที่ถ้ำเหลือง และเสียชีวิตระหว่างดำน้ำกลับจากการนำขวดอากาศไปวางตามจุดต่างๆในถ้ำ
 さらなる記事を読むと、彼のご遺体は出身地のローイエット県にまず運ばれた後、タイ海軍の本拠地であるチョンブリー県のサッタヒープ海軍基地に7月6日、安置された。