松 & 梅

昨日、「土曜日タイ語中級クラス(14:30~16:00)」で、梅(บ๊วย)の話が出た。すると、ミカン先生がすぐに反応した。
「タイでは、梅クラス(ห้องบ๊วย)は成績が悪いビリ・クラスという意味です。一番良く出来るクラスは、キング・クラス、次がクイーン・クラス、と言います」
 日本でも、かつては食事のランクを、松竹梅で表現していた。松が上で、梅は下。
 今年の初釜で使われた茶杓の銘は「千年の松」。いつもすばらしい着物でお稽古に出席されるミセス・Nの御召し物も、手描きの松。しかし、梅が咲きほこる着物をお召しになって来られた方もおられて、茶席は目出度さを増した。
 いずれにせよ、松(ต้นสน)、梅(บ๊วย)、牡丹(โบตั๋น)、柳(ต้นหลิว)というタイ語の単語は、中国語から由来したものである。