2ヶ月に及ぶ夏休みが終わり、今日から大学へ出講する。秋期は来年1月末までだ。
授業回数13回x1時間半=19時間半の授業時間数の中で、タイ語の多くのこと(基本文法+話す、読む、書く)を教えるのは容易なことではない。
いずれにせよ、「タイ語初級」のクラスにも、「タイ語中級」のクラスにも、帰国子弟の割合が3分の1を占めているため、時代が変わったなあとつくづく思う。
学生達は父親のタイ駐在に伴い、幼い時からタイ生活を経験している。平均3年くらいの滞在がほとんどだが、中には、6年~9年も住んでいたという学生がいる。13年間住んでいたという学生は実によくできる。
人間は12歳位で言語が定着すると言われている。したがって、幼い時における3年以内の生活では、その国の言葉は残らない。すぐに忘れてしまう。
タイに関する情報はもはやリアル・タイムに仕入れることができるから、タイはますます身近になっている。タイ人の日本語熱はすごい。我々日本人もタイ語熱を高めよう。