昨日は知人の誕生日であった。そう思っていると、昨晩、その知人が夢の中に現れた。おや、びっくり。何故ならば、数年前に鬼籍に入ってしまわれた方だからだ。お盆が終わったというのに、まだ娑婆に居残っておられたとは?
 夢は夢でも、もう一つの意味である「将来の夢」。これが無くなった。これではいかん。
 夢という漢字を見ると、草冠の「十十」を数字に表わすと、廿、すなわち、二十だ。さらに、その草冠の下に「四」が続く。これらを合計すると、「二十四」になる。穿った解釈をすると、夢を懐くのは、せいぜいが24歳までなのか? いやいや、そこは希望を拡大して、20x4=80、すなわち、80歳までと思いたい。
 現代が分からなくなった。情報過多に翻弄されすぎて、自分の夢への焦点が絞れない。これは由々しきことだ。頭を冷やして出直そう。