8月15日放送のNHK番組「SWITCH 達人達」の中で、関野吉晴氏(探検家・人類学者・外科医・大学教授)が、次のようなことを語っていた。
「最近の人は待つということをしなくなった。3ヶ月、半年、1年で、もう辞めてしまう」
私もそう思う。効率的に動かないと何だか遅れて行くような気がする現代。しかし、「じっくり構えて待つ」という精神も大いに必要だ。
先日、太陽君と銀ブラをした時、駐車している高級車や老舗店の高級品を見ながら、彼は自分に言い聞かせるが如く、こう言った。「รอรวย ロー・ルアイ」
直訳すれば、「金持ちになるのを待つ」。だが、彼の言わんとしたかったことは、「今は勉強に集中。そして、自分でしっかりと稼ぐようになり、お金をたくさん貯めて、買いたいものが有れば、自分のお金で買おう!」ということ。
「待つ รอ ロー」という動詞の後に、名詞、形容詞、あるいは、動詞を続けて、表現を作ってみてはいかが? ただし、「รอเรียน ロー・リアン 勉強するのを待つ」は駄目。待ちの姿勢での勉強は単なる時間のロスだ。「รีบเรียน リープ・リアン 急いで勉強する」をお勧めする。