メグロに会える島

公益財団法人日本野鳥の会が発行している『野鳥』(2015年2・3月号)の中に、小笠原海運(株)が「メグロに会える島」という広告を載せていた。
 メジロなら知っているが、メグロという名前の鳥は知らなかった。国指定特別天然記念物、環境庁指定絶滅危惧種であるとのこと。学名が、Apalopteron familliare hahashima であるから、母島に生息しているのであろう。
 私が面白く思ったのは、メジロに対して、メグロもいるという点だ。白 vs 黒。「黒白をつける」という表現もある。
 世の中には反対語が有ってこそ、均衡が保たれ、そこに中庸が生まれてくるような気がする。上下、左右、東西、南北、強弱、古今、美醜、等々。
 ストレスがたまる一方の現代、言葉の探訪で気をまぎらすのも一考だ。

新しい先生の愛称はミカンちゃん

最近、知人が青果関係の仕事に転職したので、おいしい果物に関心を持つようになった。ミカンはこれまで、ごくごく普通のミカンしか食べて来なかったが、今はいろいろな名前を冠した品種が登場している。したがって、2月はミカンばかり食べていた。
 昨日、アイス先生が後任の新しい先生を連れて来られた。愛称は「ソム」。その意味はミカン。いやはや驚いた。
 目が大きくて、歯がとても美しいタイ女性。生徒達はすぐにうちとけることができた。これで私も一安心。
 3月は人の動きが激しい時期だ。昨晩、アイス先生の送別会が池袋のサンシャイン通りにある台湾料理店で行われたが、駅も通りも店も、すべて人でごった返していた。新しいうねりとパワーを感じる。