戦後70年という今年

元旦、群馬県で行われた「ニューイヤー駅伝」のTV中継で実業団のトップランナーのすがすがしい走りを見た。そして、夜は、ウィーンフィル交響楽団の「ニューイヤー・コンサート」を楽しんだ。
 特に、インド出身のズービン・メータ氏が指揮されたことが嬉しかった。メータという意味は、<慈悲>。サンスクリット系の単語だから、アジア諸語にもこの単語は生きている。洋の東西で活躍するメータ氏。彼の指揮棒により、東洋にも西洋にも、どうか仏陀や神の慈悲が満ちあふれますように…..。
 今年のマスコミは、正月早々から「戦後70年」という表題を掲げ、いろいろな番組を提供してくれている。戦後生まれの私はもう何度も見た映像であるとはいえ、区切りの70年となると、再び見るのも悪くはない。何故ならば、初めて見る映像に、新たなる視点が得られるからだ。
 それにしても、東京の変容にはあらためて驚いている。2020年の東京オリンピックまであと5年半。東京はどこまで変わるのであろうか? 東京のパワーを感得しながら、今年も始動だ。