タイ人講師のB先生が盲腸炎になり、昨日、手術した。彼女は英語が話せるドクターがいるS病院を選んだ。幸いにも私の家の近くであったので、私も付き添うことにした。
問診票にはいろいろな内容の質問が30項目くらい有ったので、私が通訳し、そして、聞いたことを日本語で書いてあげた。その間、わずか10分。
ドクターの英語はすばらしかった。手術前の患者を十分に安心させるものであった。そして、何よりもアジアの人々から好かれるお顔をしておられた。
午後6時からは看護師が交代すると聞いたので、夜勤の看護師にご挨拶をしに行った。
「タイ人です。どうかよろしくお願いいたします」
すると、その看護師はすかさず答えた。「私、タイ語、話せます」
それを聞いて、B先生のご主人も私もびっくり。御主人の駐在の関係で、かつてタイに4年間住み、バンコクの有名病院でボランティアの通訳をしておられたそうである。