今日は金曜日。計画性の良い方であれば、ゴールデン・ウィークを先取りして、今日から海外へ脱出されるはずだ。
日曜日に個人レッスンを受けておられるY子さんも、今晩、マレーシア経由でバンコクへ行かれる。2月のチェンマイ旅行では、タイ人家族の中にどっぷりとつかる体験をされたようだが、結構、疲れたらしく、今回は、バンコクを一人で歩きまわりたいとのこと。
友達がいるのはいいが、日本語が分かるタイ人だと、つい日本語で会話をしてしまう。帰国して旅の反省をすると、タイ語をあまり話していなかったことに気づいたみたい。
そこで、今回の旅行では、ノー・ジャパニーズを貫きたいらしく、どうすればいいかと相談されたので、私は答えた。
「路上で果物売りをしているおばちゃんのマンゴーを買って、その場でむいてもらい、空いているイスに座って行き交う人々を観察しながら、おばちゃんといろいろなおしゃべりをしてみることね」と、勧めた。
よくよく考えてみれば、デパートやコンビニやBTSの駅では、タイ語をしゃべらなくてもすむ。タイ語を勉強している人にとっては、だから面白くない。
せっかくのタイ旅行。タイ語が上手になって帰ってきたいものだ。それには、これまでとは異なる場面を求めて、積極的に話すことをお勧めする。