最近の高田馬場は人、人、人でごった返している。早稲田大学を卒業する学生達の送別会やら追い出しコンパが多数有ると見えて、道路には人がはみ出ている。そして、入学する新入生が部屋探しにやって来ているものだから、不動産屋も大わらわだ。
昨晩、泰日文化倶楽部の「タイ語中級 土曜日14:00」のクラスと、「タイ語上級 土曜日16:00」のクラスが合同で<年度末パーティー>と題して、高田馬場に在るベトナム料理店で会食をした。
高田馬場と言えば、ミャンマー料理店が跋扈している。タイ料理店は数えるほどしかない。昨晩行ったところのベトナム料理店は、以前、タイ料理店であった。それが昨年、ベトナム料理店に変身していた。
しかし、驚いたことは、料理を運んで来る女性の1名はタイ女性であった。最初に出て来た料理は、なんとソムタム。我々を歓迎する意味でサービスであった。
やがて店長格の女性が現れ、店を取り仕切り始めた。しかし、この女性もまたタイ人であった。アオザイを着ているけれど、どことなく変。ベトナム服は、やはり、ベトナム人が着てこそ美しい。それは外国人が着物を着ても、お世辞にも似合っていないのと同じだ。
その店長らしき女性は私に向かって力強く言った。「タイ人でしょ」、と。すると、私の周囲に座っていた生徒達があわてて打ち消した。「日本人です。先生です!」
ああ、私は座っているだけでタイ人にみられるんだ?!