昨晩は遅くまで仕事をして、寒い中、帰宅したので、ビタミン補給のために、お土産に頂いていたタイのドライフルーツを食べた。袋にはマンゴー、パパイヤ、それに、パイナップルの混合であることが、タイ語、英語、中国語、日本語、韓国語、そして、ロシア語で書かれてあった。
ところで、日本人は栄養に関する話題にものすごく敏感だ。最近、乾物の効用に関して某栄養大学教授が解説しているのを、私も真面目に見た。彼は切り干し大根やひじきがいかに体に良いかを解説していたが、子供達には人気の無い食べ物だ。しかし、高齢になってくると、自然と体が要求してくるから不思議である。
乾物には長時間かけて蓄積された栄養やビタミン、ミネラルが詰まっているそうだ。今、私の家には、羅臼のこんぶ茶、瀬戸内海のチリメンじゃこ、そして、鳴門のわかめが買い置きされている。これでビタミン・ミネラル不足が解消されるかと思うと有難い。
最近はいつもブログの最後に教訓めいたものを書きがちだが、今日もそうなることをお許し願いたい。それは、タイ語の勉強も乾物にたとえられるということだ。新鮮な食べ物もいいが、十分に時間をかけて、タイ語のエキスを体にゆっくりと浸透させ、たくさん蓄積させていく必要がある。自分自身が乾物になるのだ。