昨日の朝、いつものようにNHKのBSで国際放送を視聴していたら、BBCが、今しがた入って来たニュースだと言って、ネルソン・マンデラ元大統領の逝去について放送した。彼の生涯に関する映像が流れたが、まさしく不屈の魂の方であった。元大統領の死に関して、人々のコメントが、これまた実にすばらしかった。
マンデラ元大統領といえば、私には或る一人の女性の生徒さん(Uさん)のことが思い出されてならない。彼女がタイ語を習われたのは今から約25年前のこと。そんなに長い期間、習われたわけではないが、タイには大いに関心を持っておられた。
それから10年くらいが経過した時、私は彼女が書いた本を書店でみつけた。今、手元に無いので本のタイトルは正確には言えないが、内容は、マンデラ大統領(当時)が来日された時に腰痛におそわれ、それを鍼で治してあげた縁でアフリカに招聘され、彼の鍼灸師となっているということが書かれてあった。
今朝、ネットでチェックしてみると、同業者の鍼灸師が、日本女性が長年に亘ってマンデラ氏の健康管理にあたっていたからこそ、彼は95歳まで長生きできたのであって、日本女性の活躍を忘れてはならないと書いておられた。私もそう思う。