目白にある古本屋が今月下旬で閉店することになり、投げ売りを始めた。そこで、昨日、4冊の本を買った。
(1)『外国人労働者新時代』(井口泰著 ちくま新書 2001年)→ 外国人労働者が日本にどんどん増えているので、この本はとても興味深い。彼らの勢いはすごい。日本人のほうがおとなしすぎる。外国語ができれば、自分の意思を彼らに対してはっきりと言えるであろうに。
(2)『生き方の不平等』(白波瀬佐和子著 岩波新書 2010年)→ 生まれたての赤ちゃんが取り換えられた結果、60年の人生が逆転した話題が最近、ニュースになったばかりだが、教育も、家庭の財力によってどうにでもなることを知り、考えるところがあった。
(3)『脳がほぐれる言語学』(金川欣二著 ちくま新書 2007年)→ まだ読んでいないが、著者の言葉を引用すると、「言語学の応用というと、ふつう語学教育などをさすのだが、ここではもっといい加減に考えて、生きるための道具として、言語学を使おうと思う。ものの見方がきっと変わってくる(はずだ)。言葉を考えることは人間を考えることだから。」
(4)『食べていくための自由業・自営業ガイド』(本多信一著 岩波書店刊 2004年)→ 実用書である。語学教室の経営の仕方も書かれてあった。