バンコクの仏具店への手紙

 先日、都内に在る寺院の名誉住職が泰日文化倶楽部にお見えになられたことは、このブログですでに紹介したが、依頼された手紙の翻訳が仕上がったので郵送した。
 僧侶の場合、一人称である「私」は、อาตมา (アータマー)を使う。タイ映画を見ていると、早い段階で僧侶がよく登場するが、やはりこの อาตมา という言葉を何度も聞くことがある。
 では、僧侶が相手に使う二人称は何という言葉を使うかというと、โยม (ヨーム)だそうである。
 名誉住職は、来年、タイのお寺にお弟子さんを3名、修行に出させるので、昵懇にしている仏具店の店主に対して、僧衣(จีวร)、鉢(บาตร)、うちわ(ตาลปัตร)、そして、頭陀袋(ย่าม)を、それぞれ3名分、注文したいという旨を手紙で書いてほしいという要望であった。
 普段、これらの単語を使うことは滅多にないので、翻訳しながら、タイの僧院を思い浮かべることができた。仏教用語はなかなかに神聖なものである。