新しい日本語を造ってみました → 「ゆかゆかしい」

昨晩、生徒さんの一人からお食事のご招待があったので、とても楽しみにして出かけた。場所は神楽坂。シックでエレガントなフランス料理店であった。神楽坂は昔から知ってはいるが、年々、若返っているような気がする。商店街がこぞって頑張っているからであろう。
 さて、ご招待の主旨は、泰日文化倶楽部の創立25周年のお祝いと、私の誕生日のお祝いのダブルを冠したものであった。単独で祝ってくださった生徒さんのお名前はゆかさん。
 美味しいお食事と楽しい会話が3時間半も続いた。大満足の中、帰路についた私は、ふと、新しい日本語を造語してみたくなった。それは、「ゆかゆかしい」という新語である。
 日本には、「古式ゆかしい」、とか、「奥ゆかしい」という言葉が有り、日本情緒たっぷりの雰囲気を醸し出してくれている。特に、「奥ゆかしい」は、日本女性に対して、控えめな、しとやかな、つつましい、しなやか、と言った意味で使われているが、英語で言えば、elegant に相当する。
 私が今回、提案している造語の「ゆかゆかしい」は、先生(師)に礼節をつくす人、目立たないまま、それとなく上手に創案し、先生にサプライズを与える心根の優しい人に対して使ってみたい。