大きな声、よく通る声

 昨晩、個人レッスンが入っていたので、706号教室で授業をした。木曜日の生徒さんが私に見せたいものがあるということで、彼は707号教室へ行ったが、「タイ語初級 金曜日19:00」のクラスを教えている新しいタイ人講師に、「吉川先生はさっきまではいましたが、今はいません。きっと、806号教室でしょう。上の階へ行ってみてください」と、言われたそうだ。
 そこで、彼は806号教室へ行ってみたが、私がいないので、「タイ語上級 金曜日19:00」のクラスをしばらく見学してみることにしたとのこと。
 ところが、どこからか、私の声が聞こえるので、近くにいることは間違いないと、彼は確信した。「チャイ マイ?」、「チャイ マイ?」、と、繰り返す私の声。その声を頼りに、ついに彼は、806号教室の真下にある706号教室へとやって来られた。
 この話を707号教室で勉強している生徒に話すと、女性の生徒が言った。「私も706号教室の前を通った時、吉川先生の声が聞こえました」
 私は授業をする時、腹に力を込め、精一杯の声を出すようにしている。次なる授業展開を考えている時も、常に複式呼吸で、「さあ、力強く発声するんだよ」と、自分に発破をかけている。高齢化と共に、声が細ることを恐れているが、毎日、授業をしていれば、まだまだ大きな声、よく通る声を持続させることはできそうだ。