七夕 と 短冊

昨日は七夕であった。高田馬場のパチンコ店の前に笹の木が飾られ、いろいろな願い事が書かれた短冊がぶらさがっていた。どんな願い事が書かれているのかと、短冊の数枚を読んでみると、やはり、健康第一、家族の幸福、そして、仕事のことであった。
突然、そばにいた店員が、「短冊に願い事を書いてください」と言ってきた。パチンコ店もなかなか風流なことをすると思い、次のように書いた。
「タイ語を習いたい生徒さんがたくさんタイ語を習いに来てくださいますように。泰日文化倶楽部」
パチンコをしに来る人が果たして読んでくれるか否かは全く期待できなかったが、一人でも読んでくれればいいと思う。
それにしても、短冊に願い事を書くのは風流だ。ましてや、五七五や五七五七七のリズムを考えると、どこかなつかしささえ覚える。日頃から情景や思いをまとめる訓練だけは意識して、どんなに老いようとも継続させたいものである。