どうしても買いたい本が有ったので、昨日、高田馬場駅前のF1ビルに入っている芳林堂へ行った。芳林堂へ行くと、いつも帰りに地下にあるカンタベリーという喫茶店に寄ることにしている。そこで各紙の新聞を読み、情報収集をするわけである。
F1ビルは実に面白いビルだ。1階正面にはドン・キホーテが構えている。聞くところによると、高田馬場で一番高いテナント料を支払っているそうだ。1階にはサンジェルマンのパン屋が頑張っている。奥には不動産屋が入っているが、泰日文化倶楽部の部屋の仲介をしてくれた不動産屋だ。2階には、小豆島出身のオーナーが経営している讃岐うどん店が有り、ちょくちょく食べに行く。韓国料理店、キリンのビアホール、そして、老舗のロシア料理店も大いに賑わっている。
地下にも老舗のイタリア料理店「文流」が有り、イタリア語の講座もやっているようだ。モンゴル・ラーメン店の前はいつも行列ができている。もちろん、中華料理屋も健在なり。一度、インド料理店が開店したことがあるが、半年で店を閉じた。
旅行に行かなくても、F1ビルを上がったり降りたりするだけで、安上がりではあるけれど、旅行した気分になれるから不思議だ。