誤字はお互い様

授業中、パイナップル สับปะรด の話が出たので、横で座っていた太陽君にタイ語で書いてもらったところ、最後に書かれた末子音が間違っていた。そこで、ユキ君に書かせると、これまた単語の途中があやしくて、明らかに誤字であることがわかった。
タイの若者たちが正しい表記ができないのは、やはり書く訓練をしていないからであろうと思う。タイ人も書かなければ、タイ語は正しく書けなくなる一例である。
その夜、別のクラスを見ると、ホワイト・ボードに 「อารมณ์ きげん」と書いてあった。「きげん」を漢字で書くようにと言うと、生徒達は、「気嫌」と書いた。
一見、正しくは見えるが、やはり間違っている。「機嫌」と書かなくてはならない。日本の若者達のみならず、多くの日本人が漢字に弱くなりつつある。タイ語と並行して、漢字もノートにしっかりと書いていこう。