業界用語はその業界に関係している人であればツーカー。しかし、門外漢にはイマイチ。昨日、演劇関係の本を読んでいると、「ゲネプロ」という単語が出て来た。略して「ゲネ」ともいうそうだ。さっそくネットで調べると、「舞台芸術やコンサートにおいて、本番直前に行われる”本番同様の衣装・証明・音響・セット”を用いた最終通しリハーサルのことです。ドイツ語の”Generalprobe(総合リハーサル)の略称」と書かれていた。
コンサートを聴いたり演劇を観るたびに素朴な疑問を懐く。何故、舞台事故が起きないのであろうか? 大道具や小道具もちゃんとしている。役者は台詞につまらない。小さなミスは有るかもしれないが、観客にはわからない。それもこれも、このゲネプロが実施されていたからと知り、納得。
この世には業界用語がいっぱい。ファッションやワイン、料理、骨董の世界はやはりフランス語、ドイツ語、イタリア語からのものが多い。それらの用語を日本人は日本人的に発音し、カタカナ化し、かつ、略するから、次第におおもとから遠ざかって行く。いずれにせよ、言葉に接する作業を面白がれば、それはそれで愉しいのである。
