劇中の韓国語

昨夜、「ねりま演劇を観る会」が主催する劇団民藝公演の『グレイクリスマス』を観劇した。リーフレットに書かれた冒頭には、<戦後のクリスマスを舞台に、激動の5年間を描いた斎藤憐さんの傑作戯曲。憲法が揺らぐ今、戦後日本の原点を描く作品が私たちに問いかけるものは。>と書かれてあった。上演時間2時間30分の劇中、俳優達の台詞が重々しく耳に入って来た。何故ならば、かろうじて私はその時代に生を享けていたから…..。

15分の休憩時間をはさんで後半が始まった。物語がうまく展開しますようにと祈りながらも、いかなる大団円が待っているのであろうか? ドキドキ感が湧き起って来た。だが、途中で台詞が聞き取れなくなった。日本語ではなくなったからである。

俳優2名が口角泡を飛ばしてしゃべる台詞、それは韓国語に切り替わっていた。ところどころ単語が拾えたので、何を言っているかを想像した。『グレイクリスマス』は内容に訴えかけるものが多かったが、俳優2名の韓国語にも、それはそれは迫力が有った。

稽古事の10年

先日、茶道講師が「皆さん、樹木希林が主演した映画『日々是好日』の原作者である森下典子さんのユーチューブを是非、ご覧ください」と言った。茶道の経験が無い樹木希林の演技が堂に入っていたので、私にとってはとても印象に残る映画だった。だが原作者にまではそれほど関心を持たずじまいであった。

30分ばかりのユーチューブで森下典子さん(エッセイスト)が繰り返し述べたことは、「茶道を習い始めてから10年間は、何が何やらよくわからなかったです。10年は序の口。そこからがスタートライン。更に10年が経過しても、次から次へと学びと発見が有ります。稽古事はやめたらおしまい」

彼女の茶道歴は50年に及ぶ。その長い過程の中でいろいろな思いを積み重ねたこと、それこそが稽古だ。やってもやらなくてもいいことを続けること……。これは日々、自分との闘いである。

今日の翻訳

知人のタイ人から、彼の息子さんのことで嬉しい知らせがLINEで送られて来た。

๑. ลูกชายผมน้องเบสธ์ได้รับการคัดเลือกให้เข้าไปศึกษาต่อที่คณะวิศวกรรมศาสตร์ สาขาวิศวกรรมหุ่นยนต์และปัญญาประดิษฐ์ จุฬาลงกรณ์มหาวิทยาลัย

๒. Robotics and Artificial Intelligence Engineering (RAIE) สาขาวิศวกรรมหุ่นยนต์และปัญญาประดิษฐ์

๓. สาขาการเรียนที่มีการประยุกต์และบูรณาการความรู้ทั้งด้านวิศวกรรมเครื่องกล วิศวกรรมไฟฟ้า วิศวกรรมคอมพิวเตอร์ วิศวกรรมMechatronic รวมไปถึงความรู้ทางด้านเทคโนโลยีและ AI เข้าด้วยกัน

๔. นิสิตจะได้เรียนรู้เกี่ยวกับการเขียนโปรแกรม การออกแบบ ผลิตซ่อมบำรุงและปรับปรุงเครื่องจักรและหุ่นยนต์ที่ควบคุมด้วยระบบคอมพิวเตอร์ การพัฒนาระบบ Mechatronic, การเขียนโปรแกรม และ การพัฒนาปัญญาประดิษฐ์อย่างครอบคลุม

プロの眼

一昨日の友人の壮行会の時、かつて2度ほどお会いしたことのある女性と再開した。彼女は私が着ているジャケットを見て、「それはオーダーの洋服ですね」と力強く言った。私は答えた。「はい、そうです。バンコクの洋裁店で15年前に仕立てたものです。何故わかりますか?」 すると、すかさず理由を教えてくれた。「ボタンホールを見れば一目瞭然なのよ」

これまでボタンホールのことなど全く関心が無かったが、よくよく考えてみれば、ボタンホールは服の真ん中に鎮座している。ボタンホールが無ければボタンは納まるところが無い。飾りボタンという手もあるが、それはそれ。

彼女は沖縄出身で72歳。プロの洋裁師としてのキャリアが長い。「目がしょぼしょぼしてつらいけど一針一針、縫ってます。やめたいと思うこともありますよ。でも超高級なるオートクチュールの服を洋裁仲間と縫っており、さあ、今日も仕事仕事と発破をかけられております。今は夏服の仕立てでとても忙しい。仕事は続けたほうがいいわよ」 彼女は私に激を飛ばした。

音感のいい人

昨夜、友人の壮行会に参加した。初めてお会いする方達が数人,,,,,。その中にタイ語が少しわかる男性がいた。彼は満面に笑みをうかべて「バンコク大好き人間」を宣言。スクムビット4に在る店へ行ってギターを弾くのが楽しみだと付け加えた。

彼が「マイぺライ」と発音するから、「マイペンライ」と発音を直してあげた。そして、正しい声調を教えてあげると、すぐに上手になった。音感がいい! 何故か? そうだ、彼は旋律がわかるから……。

音楽が好きな人は声調言語に向いている。タイへ遊びに行くたびにタイが好きになれば、自ずからタイ語の語彙も増える。語学には、「音感+好き好き」が必要。

今日のタイ語作文

1. 社長が減量に成功したと嬉しそうに言った。

2. 彼は2ヶ月に5キロ、痩せることができたそうである。

3. 炭水化物の摂取を控えるほうが、プールで毎日泳ぐよりも効果が有ったと彼は結論した。

4. 社長の言葉を社員達は誰一人、信用しなかった。

5. 何故ならば、彼は何度もリバウンドし、気がつけば元の体格に戻っているからである。

6. 何事も時間をかけて計画的にやり、そして、それを継続することが肝要ということだ。

大使信任状捧呈式の馬車列

昨日、友人御夫妻と東京駅経由で築地へランチに行った。東京駅丸の内側のタクシー乗り場へ向かおうとした時、大勢の人達がカメラを向けていた。一体何が? 近づいて行くと、信任状を天皇に捧呈したばかりの大使の馬車列が東京駅貴賓室がある丸の内中央口に戻って来るところであった。

友人御夫妻はとても喜ばれた。ご主人が今年、年男の午年だからだ。しかも、丙午の還暦。行儀が良くて気高い馬達を見て、私も感激。馬車から降り立った大使が見えた。背筋がピンと伸びてとても立派な体格の方であった。大使を迎えに来た大使館の車には黄色と青の国旗がかかげられていた。おそらくウクライナの旗であろう。

国内外ともに2026年もあわただしく動いている。ニュースは毒々しい内容のものばかり。だが、幸運にも美しい馬車列を見ることができて心がなごんだ。

ไปสบายแล้ว

昨日はタイ人講師のお母様、及び、お世話になった知人、お二方の訃報に接し、複雑な思いで一日を過ごした。昨夜、そのタイ人講師が教室に現れるのを待って、彼女をしっかりと抱きしめてあげた。11月始めに倒れたお母様を見舞うため、彼女は2度もバンコクへ。しかし3度目は叶わなかった。話を聞くと、バンコクの一流病院での延命治療費が想像もつかないほど高額であることがわかった。最終的には関係者達の賢明なる判断がくだされたそうだ。

亡くなられた方に対する思いをタイ語で表現する中で、「ไปสบายแล้ว」が相応しいことを、昨日、別のタイ人講師から教わった。「おだやかに逝きました」と訳したい。たとえ辛い治療を受けていたとはいえ、この世における生を終えれば、もう苦しみは終わりだ。

今日の語彙

1.マヒドン大学     2.シラパコーン大学

3.コンケン大学     4. ソンクラー大学

5.カシコン銀行     6. サイアム商業銀行

7.アユタヤ銀行     8.クルンタイ銀行

9. メコン川      10.クウェー川

11.クイーン・シリキット・ナショナル・コンベンション・センター

12. サイアム・パラゴン

インド北東部のメガラヤ州

昨夕、7時の定時ニュースを聞くためにラジオ(NHK第一)をつけた。少し早かったので天気予報をやっていた。驚いたのはその時間帯にインド北東部のメガラヤ州から気象予報士の中継が入ったことだ。「メガラヤとは雲の家という意味です」と地名の解説までしていた。「メガ」と聞いて、私はすぐにタイ語の「เมฆ=雲」が頭に浮かんだ。そして、「ラヤ」は、あの「ヒマラヤ」と同じ「ラヤ ~の住処」である。

メガラヤ州が年間降水量世界一ということで、気象予報士は現地を訪ねたそうだ。すごい熱意である。谷底にかかっている橋は生きた木の根っこでできており、500年が経過しているとのこと。その谷底まで降りて行くのに数千段の階段が有り、彼は2千段までは数えられたが、あとはもう無理だったと言った。それを聞きながら、私はスマホで検索。あっという間に現地の写真を見ることができた。便利すぎてつまらない。苦労しないで行った気になるのはよくないなあ。

来年の歌会始のお題は「旅」である。入選を狙っている方達はもうすでに「人生の旅」を探して、「57577」を詠み始めていることであろう。