หมามองเครื่องบิน

先日火曜日の授業で、「สุนัข 犬」という単語が出て来た。これは文語であり、上品な使い方である。日常会話においては、「หมา 犬」が多用される。しかしながら、「หมา」はマイナスイメージとしてタイの慣用句に出て来るから、タイ語学習者は知っておくにこしたことはない。

私が「ดอกฟ้าหมาวัด 高嶺の花+寺の犬」と言うと、タイ人講師が続けて言った。「หมามองเครื่องบิน 犬が飛んでいる飛行機を見上げる」。 両者はいずれも叶わぬことを高望みする人(男性)に対して揶揄する場合に使われる。

一昨日の夕方、秋葉原駅電気街口の広場に行くと保護犬がいた。保護犬カフェの人が連れて来ていたので、私は彼としばらく話をした。飼い主に捨てられて心が傷ついている犬は驚くほど無反応。地面ばかりを見ていた。「หมามองเครื่องบิน」の慣用句とあまりにも対照的だ。

ขุด/ขูด

先週の授業で、「ขุดอุโมงค์ トンネルを掘る」という表現が出た。「ขุด 掘る」という動詞を覚えるには、まずは「ขุดดิน 土を掘る」で覚えるといい。生徒の一人が、「ขุดหลุม 墓穴を掘る」と例を挙げた。それもOK。儲け話なら、「ขุดทอง 金を掘る」。

ところが別の生徒がこの「ขุด 掘る」のタイ母音字を見間違えて、長母音の「ขูด」と思い込み、その意味を調べると、「鋭利なものでそぎ落とす」と出ていたため、冒頭の「ขุดอุโมงค์」の訳に窮していた。タイ人講師が補足した。「ขูดは、 <ขูดหินปูน 歯石をとる>で覚えるといいでしょう。 他には、大根や生姜をすりおろす時にも使います」

タイ語の字体は形が類似しているものが多いから、視力が衰えている年寄りにはつらいものがある。そして、短母音と長母音の違いも日本人の耳には聞き取りにくい。生徒達の失敗した体験談を聞きながら勉強することは、グループレッスンの利点といえよう。

今日の語彙

1. 催眠スプレー    2. 裁判

3. 資本家       4. 資本主義

5. 崇高な       6. すさまじい

7. 戦隊        8. 席捲する

9. 損益       10. 創造力

11.ソフトウェア   12. ソイソース

業界用語

業界用語はその業界に関係している人であればツーカー。しかし、門外漢にはイマイチ。昨日、演劇関係の本を読んでいると、「ゲネプロ」という単語が出て来た。略して「ゲネ」ともいうそうだ。さっそくネットで調べると、「舞台芸術やコンサートにおいて、本番直前に行われる”本番同様の衣装・証明・音響・セット”を用いた最終通しリハーサルのことです。ドイツ語の”Generalprobe(総合リハーサル)の略称」と書かれていた。

コンサートを聴いたり演劇を観るたびに素朴な疑問を懐く。何故、舞台事故が起きないのであろうか? 大道具や小道具もちゃんとしている。役者は台詞につまらない。小さなミスは有るかもしれないが、観客にはわからない。それもこれも、このゲネプロが実施されていたからと知り、納得。

この世には業界用語がいっぱい。ファッションやワイン、料理、骨董の世界はやはりフランス語、ドイツ語、イタリア語からのものが多い。それらの用語を日本人は日本人的に発音し、カタカナ化し、かつ、略するから、次第におおもとから遠ざかって行く。いずれにせよ、言葉に接する作業を面白がれば、それはそれで愉しいのである。

新年度スタート

今日から新年度がスタートする。新しい出会いが有り、新しい動きが生じる。その波に上手に乗って自分を鍛えよう。人間関係はとかく難しい。だが視点を変えるだけで考え方に幅が出る。ランドセルを背負って学校へ行くことはもうないけれど、気持ちだけはピッカピカの一年生に戻り、新しい刺激を求めよう。

「毎日が日曜日だから、そんなの無理」という人がいれば、彼らにこう言いたい。「コーヒー・カップを新しくしてみるだけでも気分が変わりますよ」、と。普段使っているお気に入りのカップはもちろん継続して使えばいいが、週末には色も形も異なるカップで思索に耽る。

暗いニュースが多すぎる。明るいニュースが欲しい。小さな歓びでいいから、五感を全開させて新鮮な気持ちに包まれたい。「~したい、~したい」という欲求が有るならば、自分から動かないと駄目だ。「新年度=信念度」とかけて、今日から一歩前進!

蛇と亀

明治通りと目白通りを立体交差するようにして千登世橋がある。1932年(昭和7年)に竣工された橋で、ヨーロッパ調のデザインがほどこされている。私は毎日、この橋を通過しているが、急に暖かくなった先日の日曜日、橋の欄干に目がとまった。枯れ木かと思いきや、よく見ると動いている。蛇だ! 蛇がひなたぼっこをしているではないか。私が見つめると、蛇はペロペロと舌を出して見せた。通行人に「蛇、蛇」と叫んだが、誰一人、関心を示さなかった。

昨日、江戸川橋近くの神田川沿いへ行き、散策しながら花見をした。松尾芭蕉ゆかりの関口芭蕉園まで来ると、門に人だかりが有った。入園する人達が並んでいるのかと思いきや、なんと亀がいた。リクガメという亀だ。飼い主がリヤカーに乗せてそこまで連れて来て、門前に降ろし、ひなたぼっこをさせている。みんなが「動かないや」と言うと、亀はサービス精神旺盛なところを見せて動いてくれた。

春到来。蠢く季節を感知し、蛇も亀も陽春を楽しんでいる。

今日の翻訳

今日もタイ小学校4年生向けの副読本『กลุ่มวิชาภาษาไทย』(อ.เกื้อกูล เสพย์ธรรม 他5名共著 บริษัทอักษราพิพัฒน์社 พ.ศ.๒๕๓๘)からの出題を続ける。理由は生徒達のレベルに最適だからだ。第3章「คนดีศรีรัตนโกสินทร์」の中段から抜粋する。

๑. พระบาทสมเด็จพระจุลจอมเกล้าเจ้าอยู่หัว ทรงพัฒนาประเทศให้ทัดเทียมกับอารยประเทศ ทรงเห็นว่าการคมนาคมยังไม่สะดวก จึงทรงสร้างทางรถไฟ ดำเนินกิจการรถไฟเป็นกรมรถไฟหลวง และจ้างชาวเยอรมันมาดำเนินกิจการรถไฟ

๒. ต่อมาในสมัยพระมงกุฎเกล้าเจ้าอยู่หัว เกิดสงครามโลกครั้งที่ ๑ เป็นเหตุให้ชาวเยอรมันเดินทางกลับประเทศ ขณะนั้นกำลังเจาะเทือกเขาระหว่างจังหวัดลำปางและจังหวัดลำพูนเพื่อไปจังหวัดเชียงใหม่ เรียกว่าอุโมงค์ขุนตานหรือถ้ำขุนตาน

๓. กรมพระกำแพงเพชรอัครโยธินเป็นผู้ควบคุมดูแลการเจาะอุโมงค์เป็นผลสำเร็จ

๔. นอกจากนี้ยังทรงสร้างสะพานพระรามหก สร้างทางเชื่อมทางรถฟสายเหนือกับสายใต้ให้แล่นถึงกันได้ นำหัวรถจักรดีเซลมาฉุดลากขบวนรถไฟแทนหัวรถจักรไอน้ำเป็นประเทศแรกในทวีปเอเซีย

๕. ริเริ่มสร้างโรงแรมรถไฟ สร้างสะพานกษัตริย์ศึก เป็นสะพานลอยแห่งแรกในประเทศไทยให้รถไฟแล่นลอดใต้สะพาน ทรงได้รับการยกย่องว่าเป็น “พระบิดาแห่งการรถไฟ”

本の行方

生徒さんの中に手製本を指導している第一人者がおられる。そこで、35年使用して表紙がとれてしまった『タイ日辞典』(冨田竹次郎編纂 1990年)を2冊x2セット、修理していただいた。さらには、彼女のご紹介による製本業者によって、『タイ語初級』と『タイ語中級』が刷り上がって来た。気をよくした私は、『タイ語入門』も追加発注した。

先日、その生徒さんと授業後、話す機会が有った。「終活を兼ねて、毎日1冊、本を捨てているんですよ」と言うと、彼女はこう言った。「捨てないでください。本はその本を求めている人のところに行くかもしれませんよ」、と。 さすがに本を愛している方の助言である。

昨日、東京は桜満開。雑司ヶ谷鬼子母神の本院である法明寺へ行った。参道の桜の下には屋台が出て、人々は解放感でいっぱい。実はそこへ行く前に明治通り沿いの古本屋に寄って、本を2冊購入した。これじゃあ本は減ることがない。しかし、2冊の本は御縁が有って私のところに来たのである。前の持ち主のことは全くわからないが、新しい持ち主として、たくさんのことを吸収しよう。

マジック

火曜日の授業で、あと5分で終わりという時、私は生徒達に単語の言い合いをさせる。もっと具体的に言うと、Aさんに咄嗟に思いついた日本語の単語を言わせ、それを隣りのBさんに即座にタイ語で言わせる訓練である。

先日の火曜日、Aさんが「マジック」と言った。Bさんはそのタイ語が思い浮かばなかった。そこで私が助け舟を出し、「เล่นกล」と言った。「マジック=手品」と思ったからである。しかし、タイ人講師は怪訝な顔をした。そして、「มายากล / เวทมนตร์」と白板に書き、ハリーポッターを例に挙げた。

「マジック」という単語に対して、タイ人講師と私とでイメージしていたことが違っていた。だが、いずれもOK。何故ならば、「マジック magic」には、「手品・奇術」の意味も有れば、「魔法・魔術」も有るからである。更には、プロ野球で使われるマジック(優勝カウントダウン)も……。

今日のタイ語作文

1.政治、経済、文化、そして、スポーツのニュースを聞くたびに、以前にも増して、精神的に疲れるようになった。

2.社会の動きが早すぎるので、ついていくのが間に合わない。

3.一部の独裁者達が世界情勢をかき乱すのは由々しき問題だ。

4.いつの世も戦いの連続だが、自分を見失うことなく、自分の命を全うすることが大切である。

5.なんだか難しそうなことを書いたが、とりあえずは、いい音楽を聴いて、美味しいものを食べようではないか。