地名好きなタクシー運転手

昨日の午後、急用のため高田馬場駅からタクシーに乗った。「戸塚署へ」と行く先を告げると、運転手は神奈川県の戸塚と勘違いした。戸塚まで連れて行かれたらタクシー代がべらぼうにかかる。あわてた私は念を押した。

高田馬場駅から戸塚署までは車なら5分もかからない。ところが運転手は饒舌であった。「何故、戸塚っていう地名なんですかね?」から始まって次から次へと疑問を呈してくる。そこで私もつい釣られて聞いた。「何故、箱根山っていうのが有るんですかね?」、と。

そうこうしているうちにタクシーは戸塚署に到着。運転手はまだまだ喋りたくてたまらなそうであった。「戸塚の由来、あとで調べておきます」と言って私は下車した。都内を走行しながら地名に関心を持つ運転手。なかなか面白い方と観た。

今日の翻訳

タイ国語教科書5年生向け( บทที่๖ /พ.ศ.๒๕๕๑)から出題する。

๑. ช่วงวันหยุดราชการติดต่อกันหลายวัน น้าแป๊ดจะไปเที่ยวบ้านน้าอุ้ยเพื่อนรัก ใบพลูจึงขออนุญาตพ่อแม่ตามน้าแป๊ดไปเที่ยวด้วย บ้านอุ้ยอยู่ริมคลอง อำเภออัมพวา จังหวัดสมุทรสงคราม

๒. น้าแป๊ดเคยไปหลายคร้้งแล้ว จึงขับรถพาหลานรักสู่ที่หมายด้วยความมั่นใจ

๓. จากถนนใหญ่เข้าถนนเล็ก ผ่านตลาด ร้านค้า วัด สวนมะพร้าว แล้วมาจอดที่บ้านหลังหนึ่ง มีต้นไม้ร่มครึ้ม

๔. น้าแป๊ดบีบแตร ปิ๊น ปิ๊น สักพักก็มีคนมาเปิด น้าอุ้ยนั่นเอง

๕. พอลงจากรถ ใบพลูยกมือไหว้น้าอุ้ย แล้ววิ่งเต็มเหยียดไปที่หมายข้างหน้า เพื่อชื่นชมสายน้ำให้เต็มที่

๖. ใบพลูชอบอะไรๆ ที่เป็นน้ำๆ ทั้งนั้น ไม่ว่าจะเป็นทะเล น้ำตกหรือน้ำพุ แม้แต่ก๋วยเตี๋ยว ใบพลูก็ยังไม่เคยกินแบบแห้งเลย

ブログ 満23周年

2002年5月19日からブログを書き始めましたので、満23年を迎えました。今日から24年目に入ります。これからも徒然なるままに書き続けます。

25年前頃にタイ語を習っていた生徒達に誘われて、いわき市のスパリゾートハワイアンズへ行って来ました。ここはもうすぐ還暦を迎えます。施設の正面に掲げられた看板にはこう書いてありました。「ありがとう60周年。これまでも。これからも。」

ハワイアンズへは送迎バスで行きました。道中、関東平野を一望。いろいろな地名を見ながら、昔の生徒達のことを思いました。何故なら若い時には東京勤務、そしてタイ語を習いに来ていたからです。今は郷里に戻り新たなる趣味を楽しんでおられる方々が多いですね。

小旅行

元生徒達のお誘いが有りましたので、今日と明日、小旅行に出かけます。行く先は福島県いわき市の常磐ハワイアンズ。この施設の歴史を調べると、炭鉱跡地の廃山後の再開発として、1966年1月に「夢の島ハワイ」をイメージした日本初のテーマパークであることがわかりました。あと約半年で60周年です。

私は中学時代、いわき市の女性と文通をしていました。その頃は平(たいら)市でした。1966年10月に大合併が有り、以後、いわき市となったようです。ひらがな書きよりも漢字で磐城市と書いたほうが良さそうに思いますが、政治的にいろいろと有ったのでしょう。

地震の頻発が恐いですが、とにかく行ってみることにします。

今日のタイ語作文

『「善人」のやめ方』(ひろさちや著 角川書店 2012年)から抜粋して出題する。

1.世間は勤勉を褒めるでしょう。怠けていてはいけない、引きこもりはいけない、と言います。

2.そんな世間の雑音に耳を傾ける必要はありません。

3.世間に遠慮しないでいい。ましてや世間に迎合してはいけません。そんなことをすれば世間の奴隷になってしまいます。

4.わたしたちは、自分を大事に生きましょう。自分よりも世間を大事にするなんて、愚か者の生き方です。

5.いくら世間を大事にしたところで、世間のほうは、あなたが使い物にならなくなれば、すぐにあなたを見捨ててしまいます。

囲碁教室の少年達

泰日文化倶楽部が入居している高田馬場の雑居ビルに、最近、元気な少年少女達の姿が見られるようになった。廊下には保護者がたくさん来ている。一体、どんな集まりなのかと不思議な気持ちになっていた矢先、少年達とエレベーターでいっしょになったので、何を勉強しているのかを尋ねてみた。

少年の一人が答えた。「囲碁の勉強です」 すると、もう一人の少年が誇らしそうに言った。「僕、全国大会で2位になったんだよ」

それを聞いて、将棋の藤井聡太竜王・名人が浮かんだ。囲碁と将棋の違いはあれど、教室に通って勉強する過程は同じ。とにかく囲碁教室(6階)の生徒達には夢が有る。覇気が有る。タイ語教室(7階・8階)の我々も、語学の面白さを求めて、日々、精進しよう。

お子さん? 奥さん?

昨日、タイ人講師から傑作な話を聞かされた。御主人(タイ人)と彼女が某会社へ行った時、その会社の社員から、「奥さんは何人ですか?」と訊かれたので、二人は思わず顔を見合わせたそうである。「タイ人は複数の妻を持っていい」と社員は思っているにちがいないと彼女は気を取り直したとか。

ところがである。社員の質問は「お子さんは何人ですか?」であった。タイ人講師の聞き間違えであった。状況から判断すれば、そのような聞き間違えが起こるはずもないのに……?

お子さん(okosan)と奥さん(okusan)は、アルファベットで書けば確かに似ている。母音の「o オ」と「u ウ」の発音は聞き分けにくいことが多い。さらに言えることは、外国語の母音は聞きにくい。ということは発音もしにくい。外国語の勉強においては子音と母音をしっかりと訓練する必要が有る。それに加えてタイ語は声調も肝心。

今日の語彙

1. 合意する     2.合計する

3. 適合する     4.結合する

5. 国際連合     6.複合汚染

7. 合弁会社     8.合格率

9. 合宿       10.合理的

11.意気投合する   12.一切合切

Toden Coffee

都電鬼子母神駅近くに在った豆腐屋で豆腐を買ったり豆乳を飲んだりしたのはもう10年前のこと。豆腐屋が家を建て直してビルにしてからあっという間に潰れた。長い間、空き家になっていたが、例のブームに乗ってタピオカ屋が開店。だが、2年も経たずして閉店。

最近、都電に乗ると「珈琲豆焙煎所 Toden Coffee」の宣伝が目にとまった。そこで興味本位で行ってみた。「世界の個性的なスペシャルコーヒーを揃え、注文を受けてから店舗で焙煎し、一番美味しい状態のコーヒー豆を提供します。取り扱っている生豆は常時40種類程度」とちらしに紹介している。

そこで店主に尋ねてみた。「タイのコーヒーはありますか?」 すると店主はカウンターの中から出て来て、タイの国旗が描かれているカードがついた豆瓶の前まで私を案内した。表示にはチェンライのドイパンコンと書いてあった。店内でモカを飲み、家用にボリビアを購入。よし、次回はドイパンコン(ดอยปางขอน)に挑戦しよう。

狐の嫁入り

昨日、六本木の新国立美術館で開催されている「第99回 国画展」を観に行った。大学時代の友人が出展しており、毎年、招待状が届くからだ。彼女は画業歴50年以上。先日、時期を同じくして開かれていた銀座でのグループ展会場で彼女とばったり遭遇。20年ばかり会っていなかったから、最初はお互いに認識できなかった。それだけ年をとったというわけか…..。

友人が挑んだ今年のテーマは「狐の嫁入り」。彼女曰く、「これからは古典に回帰するつもりよ」

古典ならいくらでも題材が有る。だが、それを如何に解釈するかは本人次第。そして構図と色彩を考えながら表現して行く過程には苦しみが伴う。芸術家は格闘家。そう言っても過言ではない。友人は芯が強い。百歳まで頑張る意気込みを見せた。