高田馬場駅周辺の再開発

一昨日、高田馬場駅周辺の再開発計画が始まったというニュースが報じられた。まずはドンキホーテや芳林堂が入っているF1ビルがやり玉に上がっているが、ビッグボックスももう古い。西武線の線路沿いに在る戦後の無許可占拠地(=本来であれば西武鉄道の土地)はすでに板囲いがされテナントは出て行った。

駅前の再開発は各地で行われている。個人経営の小さな店はこの際、追い出しをくらうのが運命。そしてその跡にはタワマンが建てられるパタンばかり。タワマンは外国人の投資の対象となる傾向が強い。十条駅前のタワマンはテナントの入りが芳しくなく、「明るい廃墟」と呼ばれているそうだ。十条銀座に軍配が上がって当然だ。

建物にも寿命がある。高田馬場駅周辺の再開発は当然な成り行きだが、再開発後、果たしてどのような景観になるか、現在のところ想像もつかない。ただでさえ外国人の比率が増えている高田馬場駅周辺だ。日本人に頑張ってもらいたいが、皆、年老いた。

いきいきフレイル予防セミナー

昨日、区主催の「いきいきフレイル予防セミナー」に参加した。参加者は27名。筋トレ+脳トレの運動をやらされた。簡単なのはできたが、複雑になると手足と脳機能がバラバラ。訓練が必要と感じた。

握力、口腔機能、そして、ベジチェック(2週間でどのくらいの緑黄色野菜を摂取しているか)を測定され、いずれも平均値ギリギリ。ショックを受けたが、冷静になれば妥当な数値と納得した。

口腔機能は、懐中電灯みたいな器械の前で、「タ」と「カ」が5秒間にそれぞれ何回言えるかというチェックだが、「タ」は舌でどのくらい食べ物をつぶせるか否か、そして、「カ」は呑みこむ力がどのくらいあるかが分かるとのこと。語学教師だからいつも口を動かしているので自信をもって臨んだが、これまた数値はまずまず。なにごとも訓練が必要なり。

今日のタイ語作文

1.先週の金曜日、教室のイスを8脚、処分した。

2.新宿区清掃局から紹介された産業廃棄物処理会社2社に処分費をたずねると、金額がかなり違っていた。

3.もちろん安いほうの会社に依頼したが、それでも9,900円、かかった。

4.教室に必要な備品は買う時も高いが、捨てる時もお金がかかる。

5.ましてや、部屋のリフォームとなると高額だから頭が痛い。

砂町銀座の喫茶店

昨日、仕事が午前中で終わったので砂町銀座を端から端まで歩いてみた。東西670m。生鮮食品を少しでも安く買おうとする主婦達。熱気が有った。私はランチをしようと思い、砂町銀座商店街東口近くの喫茶店に入った。昭和レトロの感じ…….。

テーブル横の棚に『東京懐しの街角』(加藤嶺夫著 河出書房 2001年)という分厚い写真集が置いてあったので、パラパラとめくりながら昔の街の姿を白黒写真の中に見た。時代は1960年~1995年位の間。私は1965年に上京したから、街角写真はほぼ私も時代を共有している。現代の東京はこの60年余で大いに様変わりしたものだ。

私の背後の席に若い女性がいた。テーブルの上に見たことがない人形。思い切って彼女に尋ねてみたところ、「ロボホンです。今、釣りをさせています」と答えた。道理で人形の手が上下していたわけだ。奥の席にいた老女は都営住宅から追い出される話を繰り返し大声でしていた。

戦後80年の平和の詩

昨日の正午過ぎから始まった「沖縄慰霊の日」の追悼式をNHKテレビの中継で見た。式次第は儀式化しており、坦々と進んで行く。石破首相が腕時計を見ている姿がちらっと映ったが、それが気になった。私は小学生の登壇を心待ちにした。

今年の「平和の詩」には、937件の応募があったそうだ。選ばれたのは小学6年生の男子であった。「おばあちゃんの歌」という題。もちろん自分とおばあちゃんとの問答から生まれた詩である。紙を読み上げることはせず、5分間くらい、感情をぐっと抑え、全くとちることもなく、一語一語を丁寧に発声した。

詩を書く作業は自己の魂を呼び覚ます行為である。「おばあちゃんの歌」を披露した少年はこれからどのように成長していくであろうか。常に考え、心の浄化ができる大人になることを期待する。

今日のタイ語作文

1.昔、氷は高貴な人だけが食した。

2.そこで、庶民のために氷を模した「水無月」という和菓子が京都で考案された。

3.使われている小豆だが、赤い色には魔除けの力が有ると信じられているそうだ。

4.すなわち、厄除けをして、一年の後半も無病息災に暮らせることを祈るわけである。

5.毎日、清く正しく生活をすれば、そして、贅沢をしなければ、穏やかな日常が得られるはずだ。

数億円の検診車

後期高齢者になると知人の訃報に接することが多い。先日、郷里の同窓生(小学校から高校まで一緒)が亡くなったことが知らされた。去年の年末だったとのこと。最近は余計な話をしないという風潮があるから、個人的な話は激減している。四国から東京の私の耳に入るのがあまりにも遅すぎた。

同窓生は女医。ネットで調べると、数億円もする検診車を有し、地域医療に貢献したことが書かれてあった。そして、東日本大震災の時には福島県飯館村にその検診車を新潟県経由で提供し、多くの人々の健康診断にあたる医師達の縁の下の力持ちになったということがわかった。

彼女は2018年の西日本豪雨の時も岡山県真備町に検診車を無料で提供したことがネットに書かれている。小学生の時、彼女の家に遊びに行ったことがあるので、思い出すのは昔の顔のまま。大きな瞳の彼女はやはり視野が広く、度量も大きかった。

習えば話そう!

昨日、仕事先で若い人からこう話しかけられた。「実は私、大学時代、タイ語を専攻したのですが….」 それを聞いて、私はすかさず言った。「それじゃあ、大いに使ってください」、と。しかし、彼はおとなしそうな雰囲気の方であった。

傍にいた上司が口を開いた。「なんで日本人は英語が話せないんですかね」 私は応じた。「受験英語がだめ。文科省が悪いんですよ」

若い人も上司もタイへ行ったことが有ると言った。タイのことを知っている。だが、語学はまた別。語学の習得には自己研鑽が必要だ。興味と克己心。それに気力と体力。人間観察も必要。昨日会ったタイ人は日本語が上手でよく喋った。人を見抜く眼力も抜群であった。

今日の語彙

1.発熱する    2.熱中症

3.平熱      4.微熱

5.解熱剤     6.断熱材

7.耐熱容器    8.熱意を示す

9.熱演する    10.情熱的な人

11.熱気球    12.ホストに熱を上げる

脳卒中(Stroke)

約30年前の生徒さんから脳梗塞で入院しているというラインが来た。彼にはバンコクでの留学経験があるが、その時のタイ人講師から助言が届いたということで、私に転送して来てくれた。

ผู้ป่วยที่เป็น Stroke ทำกายภาพบำบัดมา ๓ปีเศษ อาการดีขึ้น มาเล่าให้ฟังว่า ……. เมื่อ๓ปีที่แล้ว ฉันแข็งแรงและสุขภาพดีมาก ออกกำลังกายทุกวันโดยปั่นจักรยาน และเดินไม่ต่ำกว่า ๘๐๐๐ก้าวทุกวัน ถึงกระนั้น ฉันยังเป็น Stroke

วันหนึ่งเมื่อ๓ปีกว่ามาแล้ว เมื่อฉันลุกขึ้นยืน ฉันรู้สึกวิงเวียงศีรษะ แล้วก็วูบล้มลง มือและเท้าของฉันชา แขนขาอ่อนแรง ฉันถูกส่งตัวไปโรงพยาบาล ผลการวินิจฉัย หลอดเลือดสมองซีกขวาแตก ฉันต้องเข้าห้องไอซียู ผ่าตัดและทำกายภาพบำบัด ทั้งที่โรงพยาบาลและที่บ้าน และ เมื่อฉันออกจากโรงพยาบาล ฉันต้องนั่งรถเข็นตลอด

ฉันคิดว่า ทำไมฉันถึงเป็น Stroke เมื่อฉันออกกำลังกายเป็นประจำ ไม่สูบบุหรี่ หรือ ดื่มแอลกอฮอล์ หมอพบว่าสาเหตุที่แท้จริง ร่างกายฉันขาดน้ำเป็นประจำ ดังนั้น ฉันจึงอยากจะตือนเพื่อนทุกคนว่าอย่าลืมจิบน้ำตลอดวัน เพื่อให้ร่างกายไม่ขาดน้ำ

ทุกคนต้องดื่มน้ำปริมาณเท่าไหร่ จึงจะเหมาะสม หมอแนะนำว่าน้ำหนักตัวเรา ๑กิโลกรัม ต้องดื่มน้ำอย่างน้อย ๓๐ซีซี เช่น น้ำหนักตัวเรา ๗๐กก. จะต้องดื่มน้ำเท่ากับ ๗๐x๓๐ = ๒๑๐๐ซีซี. ต่อวัน แม้ดื่มน้ำเยอะ อาจต้องเข้าห้องน้ำบ่อย แต่ดีกว่าเป็น Stroke นะ

สำคัญ ก่อน/หลังออกกำลังกายอย่างน้อย ควรดื่มน้ำ ๑ แก้ว ก่อน/หลังอาหาร ควรดื่มน้ำ ๒ แก้ว ก่อนนอน ๒,๓ ชม. ดื่มน้ำ ๑ แก้ว (ไม่ควรดื่มแล้วนอนทันที) ตื่นนอนดื่มน้ำ ๑,๒ แก้ว

หากเราดื่มน้ำเพียงพอ ในแต่ละวัน จะช่วยป้องกัน Stroke ให้ห่างไกลจากตัวเราได้ นอกจากน้ัน หมอฝากมาให้ช่วยแจ้งผู้สูงอายุทุกท่านว่า ในช่วงเปลี่ยนอิริยาบท จากนอน หรือ นั่ง เป็นลุกขึ้นยืน ขอให้ทำอะไรเร็วช้าลง หากทำอะไรเร็วเกินไป ความดันอาจสวิง จาจวูบได้ หรือ เส้นเลือดอาจแตกได้ ขอเพิ่มความมีสติให้มากขึ้น “แก่แล้ว ต้องเจียมตัวนะ จะได้มีอายุยืนยาวแล้วยังช่วยตัวเองได้ ”