今日の宿題

今日は久々に、タイ語の受身表現を復習してみよう。タイ語の受身形は、「迷惑受身」というニュアンスが強く、迷惑をこうむった側がぼやいたり、訴えたりする時に使う。たとえば、盗まれる、騙される、叩かれる、罵倒される、等々である。
 文型は、被害者+ถูก(又はโดน)+加害者+動詞+目的語+副詞句 である。
 では、次の文章をタイ語に訳してみよう。
(1)私はお金を5千バーツも盗まれた。(この場合は、加害者がわからないから書く必要はない)。
(2)昨夜、彼は暴行事件で逮捕された。(逮捕するのは警察だから書く必要はない)。
(3)タイ女性は騙されて日本に働きに来たというが、果たしてそうであろうか?
(4)後輩が先輩に叩かれていたが、誰も制止できなかった。
(5)私は会議中、上司に罵倒された。
 まだまだ、いくらでも迷惑受身の表現は有る。あと5文は、自分で想定して書いてみよう。

草津のタイ人観光客

昨日、草津在住の親戚が上京して来たので、19年ぶりに食事をした。話の中でタイ人観光客のことが話題になった。
 A:「タイ人がたくさん草津に来てますよ。タイの水かけ祭りって、何と言いましたっけ?」
 私:「ソンクラーン祭りといいます」
 A: 「そうそう、ソンクラン。タイ人がみんなお湯をかけあっていますよ」
 それを聞いて、私はタイ人には順応性があるなあと思った。草津の4月はまだまだ寒い。雪も残っているはずだ。水をかけるわけにはいかない。そこで湯をかけあって遊ぶとは!
 タイの伝統的慣習と日本の三大温泉の一つである草津温泉のお湯とがコラボ。いつか仲間に入れてもらいたいものだ。

郷里が近い女性

 数日前、中国語の通訳をしておられる女性と話をする機会があった。昨年の今頃、豪雨に見舞われた岡山県倉敷市真備町のことを彼女が話題にしたので、もう少し詳しく聞いてみると、郷里がその近くであることがわかった。
 そこで、私もその話に乗って、私の中学時代の友人の話をした。
 「私は香川県です。健康診断をする車の会社の社長をしている友人が、真備町の豪雨後、倉敷市から依頼が有り、健康診断車を派遣したそうですが、現地で見た被害状況には呆然としたと言ってました」
 中国語の通訳が岡山県出身とわかってからは、二人の間で俄然、話がはずんだ。彼女の年齢が知りたくなったが、直接聞くわけにもいかず、「戦後生まれですか?」と尋ねてみると、「戦中です」とのこと。彼女は私よりも年上だ。彼女は私の親戚の女性の雰囲気を持っていた。

あそぶことは生きること

昨日、原宿界隈を歩いていると幼児向けの玩具専門店があったので入ってみた。最近の子どもにはどんな玩具が与えられているのかを知りたかったからである。
 そこは外国からの製品がほとんどであった。<赤ちゃんのあそび道具>というチラシには、「生まれて1歳までは、一生のうち心身ともにもっとも大きく成長をとげるとき。」と書かれてあった。それを読んだだけで、がっくりきた。何故ならば、1歳以降の成長よりも、最初の1年間の成長のほうがはるかに大きいと言わんばかりであったから……。
 いずれにせよ、そのチラシにも、そして、店の壁にも、<あそぶことは生きること>と書いてあった。あそびにはいろいろ有るが、心身の栄養のために大切なものなのだ。
 反対に語順を変えて、<生きることはあそぶこと>としてみよう。どこかおかしい? やはり、ホモルーデンスである人間は、<あそぶことは生きること>をモットーに、心身を養い、五感を刺激して一日一日を大切に、楽しく生きよう。

七夕の願いごと

明日は七夕。私が知っている姉妹(小学生と年長さん)は、マンションのロビーに飾られた七夕に次なる願い事を書いていた。
姉:「おいしゃさんになれますように」
妹:「みんなでたのしい一年になれますように」
 仕事で警察署に行くと、入り口に七夕を飾っていた。警察ではどんな願い事を書くのであろうと思い、短冊を読んでみると、「犯罪者が減りますように」と書いてあった。なるほど、警察ならではの願い事だ。
 では、今日の宿題。
 (1)一日も早く病気が治りますように。
 (2)体重が減りますように。
 (3)タイ語が上手になりますように。
 さらなる願いは、各自、自由に書いてみてください。

七夕の願いごと

明日は七夕。私が知っている姉妹(小学生と年長さん)は、マンションのロビーに飾られた七夕に次なる願い事を書いていた。
姉:「おいしゃさんになれますように」
妹:「みんなでたのしい一年になれますように」
 仕事で警察署に行くと、入り口に七夕を飾っていた。警察ではどんな願い事を書くのであろうと思い、短冊を読んでみると、「犯罪者が減りますように」と書いてあった。なるほど、警察ならではの願い事だ。
 では、今日の宿題。
 (1)一日も早く病気が治りますように。
 (2)体重が減りますように。
 (3)タイ語が上手になりますように。
 さらなる願いは、各自、自由に書いてみてください。

あそぶことは生きること

昨日、原宿界隈を歩いていると幼児向けの玩具専門店があったので入ってみた。最近の子どもにはどんな玩具が与えられているのかを知りたかったからである。
 そこは外国からの製品がほとんどであった。<赤ちゃんのあそび道具>というチラシには、「生まれて1歳までは、一生のうち心身ともにもっとも大きく成長をとげるとき。」と書かれてあった。それを読んだだけで、がっくりきた。何故ならば、1歳以降の成長よりも、最初の1年間の成長のほうがはるかに大きいと言わんばかりであったから……。
 いずれにせよ、そのチラシにも、そして、店の壁にも、<あそぶことは生きること>と書いてあった。あそびにはいろいろ有るが、心身の栄養のために大切なものなのだ。
 反対に語順を変えて、<生きることはあそぶこと>としてみよう。どこかおかしい? やはり、ホモルーデンスである人間は、<あそぶことは生きること>をモットーに、心身を養い、五感を刺激して一日一日を大切に、楽しく生きよう。

受動喫煙

昨日、「タイ語中級 水曜日14:40」のクラスにお邪魔した。生徒の皆さんの進捗度を観るためであったが、ボン先生の授業を聴いているうちに、自分も久々に生徒になった気分になった。
 ボン先生が、「タイでも受動喫煙のことが厳しくなってきております。受動喫煙のことを、タイ語で何と言いますか? 皆さん、考えてください。ヒントは、มือสอง (second-hand 中古)がつきます」
 生徒は女性ばかり。したがって、喫煙とは縁遠い感じ。考えても出て来るはずがない。
 「ควันบุหรี่มือสอง です。新しい単語ですから、まだ辞書には載っておりません」と、ボン先生。
 ควัน(煙)+ บุหรี่(たばこ)+ มือสอง(中古)という組み立てだ。生徒達はノートに書き写す。
 新しいタイ語を覚えるのは楽しい。いろいろなツールで勉強するのもいいが、やはり教室に来て学ぶ価値が有る。

教室の近況

6月25日をもって、「タイ語中級 火曜日19:15」のクラスを閉鎖した。理由は、生徒が1名だけになっていたので、採算上、これ以上の継続は無理と判断したからである。そして、シン講師も博士論文の追い込みにかかっており、彼に十分なる時間を与えてあげたかったからである。
 従って、生徒数が1名、減少したことになるが、昨日の授業に無料見学にいらした方が2名おられ、お二人とも入会を決めてくださった。というわけで、7月から生徒数が1名、増加になった。
 昨日の見学者の一人と話したところ、24年前に私から1回だけタイ語を勉強されたとのこと。24年前といえば、私が48歳。よくぞ覚えていてくださったものだ。こうして四半世紀を経て、再びご指導ができるということは教師冥利につきる。
 最近の教室は女性パワーが目立っているが、男性達にも是非ともパワー・アップをお願いしたい。

ハタ師

昨日、帰宅すると、郵便受けに京都の骨董屋のチラシが入っていた。チラシ配りの人が全戸の郵便受けに入れて行ったと思われるが、誰か一人でも関心を持ってくれれば御の字なのであろう。 
 最近、『青柳瑞穂の生涯 - 真贋のあわいに」(青柳いづみこ著 新潮社 2000年)を読んでいるが、「コレクターの増えた戦後は、ハタ師の数も増え、ごまかしの手口も複雑になり、骨董蒐集の事情もすっかり変わってしまったことであろう」という文章が有る。
 全国を巡って名家から銘品を買い漁っている人達がいることは知っているが、<ハタ師>という名称を持つとは恥ずかしながら知らなかった。ネットで調べると、次なる説明があった。
 「貴重品や骨董を探し出すだけでなく、これらの商品を骨董屋などに卸す仕事です。今風に言えば、ブローカーです。利ざやを稼ぐ仕事です。目利きでなくてはなりません。美術館や骨董(陶器、掛軸、画家など)などを勉強しなければ、逆に騙されます。年季と駆け引きが大切な商売です」
 今日の宿題として、上記の文章をタイ語訳しなさい。