トフロム ヤエス

2026年、東京駅直結の八重洲一丁目東地区に竣工予定の複合施設ビルの名称が「トフロム ヤエス」に決まったというニュースを聞いて、パンチが無い名前だと思った。英語の前置詞の “to”と”from”を足して「TOFROM」と書き、読みは「トフロム」。こういうおかしな造語はもういい加減やめてほしいものだ。

先日、八重洲地下街を歩いていると、八重洲という地名の由来になったオランダ人貿易商のヤン・ヨーステンの銅像が目にとまった。多くの人が往来する場所で、彼はほほえましく鎮座していた。「トフロム」と聞いて、果たして彼はどう思うであろうか?

おそろしいことは、一部の人達がつくったへんちくりんな和製英語に、我々一般人がすぐに慣れてしまうことだ。慣れるれるともう何ら疑問をいだかない。そのうちにまた次なる造語が生まれる。このような傾向に対して不満きわまりない。

今日のタイ語作文

1.「市原ぞうの国」のランディが2月25日に循環器不全による心停止で亡くなった。

2. 2005年、「星になった少年」という映画に出演した象である。

3. 象は人間と同じくらいの寿命を有するそうだから、45歳で天国へ行ったのは早すぎる。

4. 聞くところによると、最近はスリン県から来た象使いが象の世話をしているそうだ。

5. 象にいろいろな芸をやらせるのは動物虐待であるとネットには書いてあった。

6. だが、施設の関係者が象に対して愛情をそそぎながら世話をしているのを私は直接、見たことがある。

桃源

3月の茶杓銘を調べると、それはそれはたくさん有った。春暁、春月、春風、淡雪、雪代、桃源、彼岸、若緑、匂い鳥、東雲、巣立、花暦、早蕨、等々。昨日の午後、東京は20度。陽炎という銘が当てはまりそうだ。

私は「桃源」という銘を用意して、今月の茶道クラスに臨んだ。桃源は桃源郷(理想郷、ユートピア)。俗界を離れたところで来し方を顧み、人生の意味を考えたいと思ったからである。

ところが、茶道講師がお若い時につくられた茶杓が使用されており、「早緑(さみどり)」という銘がついていた。これから一斉に芽吹きが始まる。進学、就職、転職、定年、引越し…….。桃源郷どころではない。生きていることはただただ忙しきかな。

タイ人観光客

一昨日、午前8時頃、新宿駅で内回りの山手線を降りてエレベーターに乗ったところ、後ろから乗って来た男性が子供に話しかけている。タイ語であった。観光客だ。小さい頃から海外旅行ができる少年がうらやましかった。

エレベーターを降りたら若い女性が4人いた。またしてもタイ語だ。スマホを駆使してどこへでも行ける時代になった。タイは目下、学年末休み。4月のソンクラーン休暇まで大勢のタイ人観光客が来日することであろう。

昨夜、個人レッスンの生徒さんとタイ人講師が来るまで10分間ほど喋った。2月末のタイ旅行の話を聞きたかったからである。「生のタイ語を聞くことができて良かったです。2泊3日でしたけど」と彼。「何故、そんなに短かかったのですか?」と尋ねると、「サラリーマンですからね」と残念そうな顔で元駐在員の彼は答えた。旅行に関してもタイ人のほうにゆとりが見られる。

今日の語彙

1.金曜日     2.金貨

3.金塊      4.純金

5.金属      6.貴金属

7.借金      8.結納金

9.手付金     10.身代金

11.金網     12.金箔を貼る

東北へエール

今日3月11日は東日本大震災から満14年。被災された方々のお気持ちとご苦労に対して軽々しく物言うことは失礼にあたるから控えなければならないが、それでも東北にエールを送りたい。さらなる復興、そしてバランスがとれた人的パワーが生まれんことを期待する。

大震災以降、仕事、観光、そして葬儀参列等で、私は東北へ出かけた。どこへ行っても人が少なかった。東京と比較してはいけないことは分かっているものの、いずこも皆、街の活気が感じ取れなかった。

目下、個人レッスンで私は盛岡出身の女性にタイ語を教えている。彼女の話では盛岡に帰省すると口数が少なくなり、おとなしくしているそうだ。そういえば、去年12月に行った秋田も若い女性をあまり見かけなかった。真の復興は女性から! 東北の女性の皆さん、いざ奮起!

การ vs งาน

先週、タイ語で自由会話をしている時、生徒さんの一人がこう言った。「ร้อนใจมีงานศพ (葬式が有るので心配です)」 それを聞いて、タイ人講師も私もそれは大変と思った。しかし、彼が言いたかったのは「試験が有るので心配です」であった。試験であれば、งานศพ ではなくて、การสอบである。

日本人にとって、タイ語の「ก」と「ง」の発音は非常に難しい。ところがこれらの子音が用いられる頻度数は極めて高い。カタカナ表記をすると発音がますます怪しくなる故、正しい音を耳で聞き分け、タイ人に一発で伝わる発音ができるように訓練する必要が有る。下に掲げる単語を練習してみよう。

การกิน(食事)/ กิจการ(ビジネス)/ ก่อการ(事を起こす)/ ผู้กำกับการ(監督)/ การงาน(仕事)/การเงิน(金融)/ งานแต่งงานกินเลี้ยง(結婚披露宴)/ เอาการเอางาน(積極的に仕事に取り組む)

今日の翻訳

タイ国語教科書5年生(พ.ศ.๒๕๖๓)の第2章の冒頭部分から出題する。「今日の翻訳」に於いては、様々な分野から出題しているが、それは多岐にわたる語彙、及び、日常生活に頻繁に使われている動詞を一つでもたくさん覚えてもらいたいことを期待しているからである。

๑. “โต โต พ่อรวมขวดน้ำมันใส่กล่องกระดาษไว้ให้แล้วนะ พรุ่งนี้เอาไปได้เลย” เสียงปู่พูดกับพ่อ

๒. น้ำมันที่ปู่พูดถึง คือน้ำมันพืชที่ใช้แล้ว หมดสภาพที่จะนำมาประกอบอาหารอีก

๓. ผู้คนไม่รู้จะกำจัดน้ำมันชนิดนี้อย่างไร บ้างก็แอบทิ้งลงท่อระบายน้ำ คูคลอง หรือไม่ก็ราดทิ้งตามพื้นดิน โดยไม่รู้ว่าน้ำมันเหล่านี้เป็นมลพิษ ซึ่งทำลายระบบนิเวศ และเป็นส่วนหนึ่งที่ทำให้โลกร้อน

๔. พ่อของผมเป็นอาจารย์สอนอยู่ที่มหาวิทยาลัยที่มีชื่อเสียงแห่งหนึ่ง

๕. มหาวิทยาลัยของพ่อรับบริจาคน้ำมันพืชที่ใช้แล้วเพื่อนำไปทดลองผลิตน้ำมันไบโอดีเซล

ルサンチマン

昨日、某書を読んでいたら、「ルサンチマン」という言葉が出て来た。ネットで調べると、「フランス語のressentimentで、心理学用語として、<恨み>、<嫉妬>、<劣等感>などを意味する。ニーチェが好んで用いた」と書いてあった。英文科出身の私はアルファベット表記を見た後、英語の「resentment リゼントメント 憤り」と関連性があることがすぐに類推できたが、カタカナ表記の「ルサンチマン」だけでは、その深い心理学的・哲学的な意味がピンと来なかった。

明治以降、多くの日本人はヨーロッパに目を向けた。故にドイツ語やフランス語から多くの思想を学ぶことができた。現代はグローバルな時代だ。どこの国の言葉でも学ぼうと思えば学べる。一つの言語に固執するのではなくて、もう少しアンテナを増やして外国語を学び、単語を通して、または文法を通して、その国の人々が持つ思想や思考回路を知るのは決して無駄なことではない。

廃品自転車

最近、日本で集めた廃品がコンテナに積まれてタイへ送られ、現地で待つタイ人業者が手際よく売りさばいているそうだが、タイ人がそれらを歓迎しているのであれば、タイへ渡った品物も本望であろう。何故なら、解体されたり、焼却されずにすんだから…..。

昨日、木曜日クラスの生徒さんから傑作な話を聞いた。彼女がアユタヤへ行った時、自転車を借りた。その自転車には最初の持ち主の住所と名前がそのまま貼り付けられていたが、何と、彼女のご近所さんのものであったとのこと。不思議な気持ちになったそうだ。

日本のバス、列車、その他の品々も、アジアへ送られると、漢字で書かれた社名等がそのままの状態で使われている。現地の人達にとってはそれもデザインであり、何よりも日本製という大きな宣伝になっているわけだ。