生徒さんのカムバック

 泰日文化倶楽部は昨日(1月7日)より授業を開始した。午前10時半のクラスにサプライズが有った。それはインドへ遊学していた大学生のA子さんが再び教室に現れ復学してくれたことである。
 彼女はインド滞在中、日本語を教えていたそうだ。だから遊学ではなかった。チベットまで足を延ばしたと聞くと、漫遊学の体験を積んだことになる。
 ヒンズー語も結構わかるようになっていたが、それはタイ語を習っていたからだと思う。帰路、タイに1週間、滞在したのでタイ語の感覚も冴えていた。
 何よりも日本を出る前の顔と帰国後の顔つきが変わっているのに一番驚いた。インドでの体験は彼女の人生に大きなインパクトを与えたに相違ない。

今日のタイ語作文

1.昨日、雑排水配管の洗浄業者が教室に来た。

2.洗浄後、彼は壁に貼られているポスターを見て言った。

3.「あの人はプミポン国王ですよね?」

4.私は尋ねた。「どうしてラーマ9世をご存知なの?」

5.「タイ料理が好きで、タイ料理店によく食べに行ってますから」と彼は答えた。

6.そして、付け加えた。「まだ一度もタイへは行ったことがありません」

7.私は彼にタイ語を習うことを勧めたかったが思いとどまった。

持ち物の再確認

 電気代が上がったので暖房をつけずに暮らしている。どれだけ耐えられるかの実験だが、答えは簡単。編物教室で編んだ毛糸製品がいっぱい有ることを思い出し、今は自作のセーターやカーディガンを着たり、マフラーをぐるぐる巻きにして楽しんでいる。スコットランドの羊毛でできた毛糸の保温力は抜群だ。
 さらには、コロナ禍で化粧をしなくなったから化粧品代はゼロに近い。化粧をしないことが肌にはかえって良いこともわかった。外出する時、額にファウンデーションを少し塗るだけ….。これまで使い切っていないファウンデーションのケースがごろごろ有るので、引っ張り出して来て大切に利用している。
 ひるがえって、タイ語の教科書について言及する。これまでたくさんの教材を使って来たと思われるが、一回だけの利用はもったいない。もう一度、自分なりに復習すると、初心者の時には見えなかったものが見えて来る。そして新たなる追求が始まれば、その時こそ一歩前進だ。

レトロニム

 『サンデー毎日』の最新の連載記事「現代を読み解くコトバ」(サンキュータツオ著 2023.1.15-22)に、新語を見つけた。それは、<レトロニム>。サンキュー氏の説明によると、
 ~新しいものが出てきてはじめて、それまでのものの呼び名が変わるというものだ。たとえば、「固定電話」はそれまではただの「電話」だったが、携帯電話が登場してから「固定電話」という呼称を作ってこれを過去のものとして区別した(その前に「移動電話」もあったね)」~
 サンキュー氏は他にもたくさん例を挙げている。ネットショップ対リアル店舗、オンライン授業対対面授業、他。
 彼(1976年生まれ)は最後にこう締めくくっている。「令和でも紙の雑誌で文章を書けることのありがたさを噛みしめつつ、2023年も楽しく年を取ろうと思う」 因みに、彼は『広辞苑』の編纂にも携わり、自称「学者芸人」だそうである。

今日の翻訳

 『มรดกไทย』(วิบูลย์ ลี้สุวรรณ著 สำนักพิมพ์ปาณยา発行 พ.ศ.๒๕๒๑)の「ตุ๊กตาไทย」から出題する。辞書無しで訳せると優秀である。

1.คนไทยเป็นชนชาติหนึ่งที่มีนิสัยรักการประดิษฐ์และการสร้างสรรค์ศิลปมาแต่อดีต

2.หัตถกรรมและศิลปกรรมบางอย่างที่ทำกันมาแต่โบราณก็ยังคงทำกันสืบต่อมาจนปัจจุบัน

3.แต่ก็มีบางชนิดที่ไม่ได้รับการพัฒนาให้เข้ากับความต้องการของคนตามยุคสมัย จนถูกปล่อยปละละเลยจนสูญหายไปก็มี

4.ตุ๊กตาดินเผาเป็นงานพื้นบ้านที่คนไทยทำมาแต่โบราณ

5.ตามความเชื่อทางไสยศาสตร์ ตามคติตามประเพณีและประโยชน์ใช้สอยในชีวิตประจำวัน

6.การทำตุ๊กตาของคนไทยในสมัยโบนาณนั้นทำขึ้นตามลักษณะนิสัยของคนไทย

80歳の年賀状

 今年も元気な年賀状が元生徒さん(映像カメラマン)から届いた。もう30年以上お会いしていないが、年賀状だけで彼の行動と心理がよく分かる。僭越ながら、文面を紹介させていただく。
 ~ 新年の寿詞を申し上げられますこと、天来の恵みです。コロナについて、最初の頃の危機感が薄れ、ウイズ状態になったところで、昨夏は自分の傘寿記念と称しタヒチ芸能祭収録を決行しました。2ヶ月滞在の中間あたりでコロナに感染しましたが、検査官は、「病院に行っても何もしてくれないよ」とマスクを1箱くれただけでした。咳は出るものの発熱や食欲不振は無く、3日間ほど味覚臭覚が無かったのが特徴的でした。
 閑話休題、八十路の声を聞いてから、近未来について考え始め、老人ホームに安居するか、それとも傘寿絡みの☂マークで年貢の納め時を実行するか目下思案中です。右や左の諸兄姉のご高見を伺えれば幸甚です。

兎のアクセサリー

 アクセサリーが入った箱をチェックしていたら、携帯用アクセサリーの「兎」が目にとまった。元生徒さんご夫妻から頂いたものである。お二人は南タイでダイビングをするのを趣味としていた。ダイビング中、恐い思いをしたので、船頭との意志疎通にはタイ語が必要と痛感し、7年間ほど、泰日文化倶楽部に通って来てくださった。そして、親御さんの介護のため、おやめになられた。
 今年は卯年。私が一番親しくしている元タイ人講師が、今年、還暦を迎える。彼女は留学中、とても熱心にタイ語を教えてくださった。タイへ帰国後も30年以上、御縁が続いているが、彼女の誠実な態度は永遠に変わらない。現在は弁護士の仕事はやめて、人生を謳歌しておられる。今年は是非ともタイへ行き、還暦のお祝いをしてあげたい。

謹賀新年 2023

 新年おめでとうございます。
 2023年も、楽しくタイ語を学びましょう!

 泰日文化倶楽部はタイ語の寺子屋です。タイ語を勉強なさりたい方は高田馬場に来たれ!
 泰然自若たる態度で、タイ語の面白さを発見しましょう。
 世界中に悪影響を及ぼしている戦争は一向に終結しそうにもありません。困ったものです。
 平和と安泰を祈願してやみません。

今日のタイ語作文

 『人生の整理術』(保坂隆著 朝日新書 2011年)から引用する。タイ語で書いてみよう。

1.宗教学者の山折哲雄さんが、ある雑誌に、最近の暮らしの心得について書いておられるのに目が留まった。

2.山折さんは、そろそろ八十代に手が届こうかという年齢だ。

3.その心得の一つは、「人に会いすぎない」ことだそうだ。

4.だれにも身に覚えがあると思うが、人に会えば気持ちが高揚する。

5.ときには高揚しすぎ、しなくてもいい噂話に花を咲かせたり、人を羨むなど、心が乱れることも多い。

6.だからといって、ひきこもって暮らせばいいというわけではない。

7.限られたエネルギーを大事に使うためには、できるだけ余白をつくっておくといいのではないか。

街角ピアノ

 私は「街角ピアノ」(NHK)を見るのが好きだ。昨日は、渋谷(井の頭線へ通じる通路)と、三ノ輪(都電荒川線)の小さな広場に置かれたピアノで自由に演奏する庶民の姿が映し出された。
 ヨーロッパの空港や駅での演奏を見ながら、欧米人はピアノが上手だなあといつも感心しているが、渋谷での演奏も実に素晴らしかった。皆さんの人生、オシャレ! 少年が「赤とんぼ」(編曲)を弾いてみせたが情感があった。都会に住む少年が日本人の<心のふるさと>を表現できるとは! 
 庶民的な街である三ノ輪。そこでおじいさんが美空ひばりの「港町十三番地」を弾いた。演歌もいいなあ。偶然集まった四人がいきなり連弾。楽しそうであった。
 日本の音楽教育は向上している。全国に有るピアノ教室の賜物である。