一昨日、シーツを買いに雑司ヶ谷にある布団屋へ行った。そこは昔ながらの布団屋の雰囲気をずっと保っているので、私は20年来、贔屓にしている。江戸時代からやっていると言われれば、そうだと思ってしまいそうだ。
そこの店には寝具とは全く関係ないものが入り口のガラスケースに陳列されている。アジアの陶器やガラス製品だ。値札はついているが売れている様子は全くない。
上段に白い陶器が3点。高さ5センチ程度。形は仏塔。値札にはタイ製と書かれてあった。中段にはインドの陶器、下段にはアフガニスタンのガラス製品。
前々からずっと気になっていたので、奥さんにアジアのものを置いている理由を尋ねてみると、「主人の趣味です。主人は染色家ですが、仲間から手に入るのよ」、とのこと。
それにしても、その白い仏塔のタイ陶器が気になって仕方がない。かと言って、買う気にはなれない。まるで遺灰入れにしか使い道がないからである。
ブログは今日から18年目!
私のブログは2002年5月19日からスタートしました。ですから、17年間、書き続けて来たことになります。
旅行中、及び、不慮の骨折で入院していた期間を除いて、日々、徒然なるままに書いて参りました。
これからも、マイペースで書きます。どうぞよろしく!
看護師の制服
福岡在住の元生徒さんからは、3人の娘さん達の成長の様子が記念写真や旅行写真と共によく送られてくる。赤ちゃんの時に抱いてあげた長女さんが、今年4月、地元の看護専門学校に進学。彼女は自宅から歩いて10分の学校を選び、楽しく通学しているそうだ。
昨晩、「制服が届きました。格好だけは一人前です」という文面とともに父親から写真が送られて来たが、娘さんの表情はこれまで見たなかで一番明るかった。将来、就きたい職業を早く選んだ彼女はすばらしい。
各分野の制服に対して、これまで堅苦しいイメージをいだいていたが、看護師の制服に限って言えばなかなかいいものだ。医療の世界で大いに活躍してもらいたい。
ひるがえって、話をタイ語の勉強に戻そう。そろそろマンネリになってしまっている感があるので、たまにはタイの正装に身を包み、恭しく上品なタイ語を喋ったり、あるいは、農民の格好をして、気さくにタイ語をしゃべってみるのもいいかもしれない。変装により、気分だけでもタイ人になってみてはいかが?
羅臼の桜
昨日、知床半島の羅臼で撮った桜の写真がラインで送られて来た。写真を唯一の趣味とする元タイ人講師からのものである。彼女は4月24日にバンコクから札幌に入り、1ヶ月かけて北海道の桜を撮りまくっている。
沖縄は梅雨入り。そして、知床は桜満開。羅臼の桜は染井吉野の色をしているけれど、花弁がいささかぶあつく見える。寒冷地に適応した別の品種なのであろうか?
彼女から来た次なる短文を訳してみてください。
ตอนนี้อยู่Rausu ค่ะ นั่งเรือไปแถวรัสเซีย้เพื่อดูkiller whales
หนาวมากและไม่เจอวาฬเลยค่ะ เรือเขาให้คูปอง ถ้าขึ้นครั้งหน้า เขาจะลดให้ครึ่งราคาค่ะ
羅臼の桜
昨日、知床半島の羅臼で撮った桜の写真がラインで送られて来た。写真を唯一の趣味とする元タイ人講師からのものである。彼女は4月24日にバンコクから札幌に入り、1ヶ月かけて北海道の桜を撮りまくっている。
沖縄は梅雨入り。そして、知床は桜満開。日本列島は長い!
羅臼の桜は染井吉野の色をしているけれど、花弁がいささかぶあつく見える。寒冷地に適応した別の品種なのであろうか?
彼女から来た次なる短文を訳してみてください。
ตอนนี้อยู่Rausu ค่ะ นั่งเรือไปแถวรัสเซีย้เพื่อดูkiller whales
หนาวมากและไม่เจอวาฬเลยค่ะ เรือเขาให้คูปอง ถ้าขึ้นครั้งหน้า เขาจะลดให้ครึ่งราคาค่ะ
今日の宿題
前回、北海道から群馬県までのことを書いた。今回は次なる県のことを短文で書くので、タイ語で書いてみよう。話題が多岐にわたるのは、タイ語の語彙を増やすためである。
(1) 埼玉県の形は芋の形をしていると言われています。
(2) 神奈川県は人口増加により幼稚園も増えています。
(3) 山梨県はぶどうと桃の産地ですが、宝石の研磨でも有名です。
(4) 静岡県の清水港は活気が有り、昔から流通業が盛んです。
(5) 長野県は自然がいっぱい。願わくば長期逗留をしたい。
(6) 富山県は北陸新幹線ができてから観光客が増えました。
(7) 石川県は観光地が有り過ぎて選ぶのがたいへんです。
(8) 岐阜県は富有柿の発祥の地。大垣在住の友人が柿をよく送ってくれます。
(9) 愛知県はトヨタでもっています。豊田県と県名を変えてもよさそうですね。
ケセラセラ と マイペンライ
アメリカの女優であったドリス・デイの訃報を聞いて、「ケセラセラ(Whatever Will Be, Will Be)」という)歌がすぐに頭に浮かんだ。
この歌を初めて聞いたのは私が小学校4年生の時だ(1956年)。当時、高度経済成長期の波に乗ったはいいが、それだけに競争社会の渦に巻き込まれたわけであり、子供達にとっては未来の受験戦争が待っていた。
時代の空気は決して明るいものではなかった。そんなところに、「ケセラセラ」の歌が流行り、「なるようになるさ」という歌詞はつかの間の解放感を与えてくれた。
ケセラセラは完璧なるスペイン語ではないということだが、アメリカ人にとってはそれがかえって面白かったのであろう。
競争社会に入ってしまった後にはケセラセラという言葉が奥底深く沈殿し、ひたすら社会規範に則って生きて行くしかなかった。しかし「マイペンライ精神」を見事に実践しているタイ人達の存在を知り、生きて行くことが楽になった。
酔っ払いおじさんの英語
一昨日(日曜日)、午前8時半頃、教室へ行くために山手線に乗った。すると、大声でわめいている酔っ払いのおじさんがいた。よく聞くと、彼は英語でわめいているではないか。
一体、誰に向かってわめいているのかと思って相手を見ると、欧米の青年に対してであった。青年は一言も発せず、酔っ払いおじさんをただ見ているだけ。
よくよく聞くと、酔っ払いの英語は単語だけを連発。文章になっていない。とはいえ、英語でわめく度胸だけはなかなか大したもの。
しかしながら、日曜日の朝から酔っぱらって、外国人にからんでいる光景を山手線の車内で見て、とても恥ずかしかった。他の乗客は私も含めて、全員が聞かぬふり…..。
果たして欧米の青年はいかなる印象を持ったことであろうか? 酔っ払いの英語が文意を成していれば答えようが有ったかもしれないが、単なるわめきにしかすぎない。「おもてなし」以前に、我々日本人は、落ち着いた態度で、的確なる英語を話す訓練をする必要がある。
芍薬の花言葉
一昨日の生け花教室では、「芍薬+虫狩+鳴子百合」を生けた。そして、昨日、参加した茶道教室では、茶花として、芍薬が生けられてあった。二日続けて芍薬に接すると、芍薬の花言葉が知りたくなった。
調べてみると、「はじらい」、「慎ましさ」であった。しかも、色によって、別の意味合いがあるとは、なんともまあ不思議な話である。
(1)ピンク色は、はにかみ。(2)白色は、幸せな結婚。 (3)赤色は、誠実。
生けている時、芍薬はつぼみであった。しかし、次第に美しい花びらがふわりと開き始め、優雅さが感じ取れた。
今日のミニ宿題=次なる単語をタイ語で書いてみよう。① はじらい② 慎ましさ③ 誠実④ 優雅
フェスティバル & ドレスコード
昨日、「タイ語中級 土曜日12:15」のクラスを代講した。このクラスの生徒はわずかに2名。途中に抜けた期間はあるが、足かけ20年も習いに来てくださっている。彼らにとっては、昼間のこの時間帯に泰日文化倶楽部にやって来ないと、土曜日が始まらないようだ。
「今日、タイフェスに行きますか?」と尋ねると、さすがに飽きたとみえて、「行かない」という返事が返ってきた。
ところで、昨日は天候に恵まれて、第20回目のタイフェスティバル(เทศกาลไทย)が盛況であったとのこと。行かないという生徒達に、「フェスティバル」をタイ語で書かせたところ、なかなか難しそうであった。
授業がどんどん進み、話題が「ドレスコード」へと展開していった。ドレスコードはタイ語で「กาลเทศ kaala-theesa」という。よく見ると、フェスティバルの「เทศกาล theesa-kaan」と単語の組み合わせ方が、丁度逆である。フェスティバルは無礼講でよいが、ドレスコードを強いられる場所は緊張する。やはりお祭りのほうがいいなあ。