授業再開です!

猛暑、酷暑の連続でしたが、今日は処暑。これからは徐々に秋へと向かうはず…。夏の疲れが残っているとは思いますが、無理のない範囲で自分のペースを上げて、タイ語の力をつけましょう。さあ、今日から授業再開です!

夏休みの2週間、私は白内障の手術と検診のため、国立国際医療センター病院へ数回、通院しました。病院名に「国際」が冠せられているので、外国人の患者達をたくさん見かけました。中には民族衣装で来院している人もおり、目の保養になりました。

眼科の待合所で待っていると、日本語がわからない中国人がいました。看護師さんはすぐに電話をかけて中国語の通訳を要請。私が驚いたのは、1分後には通訳が現れ、検眼室ですぐに通訳している声が聞こえてきたことです。医療通訳という仕事は「即刻を要する」ということを痛感した次第です。

休筆(2週間)

泰日文化倶楽部は8月8日(木)~21日(水)の期間、夏休みです。従って、このブログも2週間余、休筆いたします。白内障の手術をするため、目を休ませたいからです。夏休み中の宿題はありません。

生徒の皆さん、英気を養って、8月下旬に元気で教室に戻ってらしてください!

月曜日18:00クラス

昨日、「月曜日18:00」のクラスはタイ人講師がお休みだったので、私が代講した。生徒は3名。73歳、70歳、66歳の初老クラスだ。月曜日は祝日が多すぎて勉強にならない。だが、彼らはそのゆるさが丁度いいと言って、長く通い続けて来ている。もう何人のタイ人講師に教わったことか!

このクラスは復習、また、復習に明け暮れている。それもいい。私は『タイ語入門』の会話文を3名に代わる代わる通訳させた。簡単な文章だから出来て当たり前。問題は我流による声調間違いだ。あと少し気合を入れれば、タイでも通用する。頑張れ!

今日のタイ語作文

1.為替も株価もきわめて不安定である。

2.天候不順で作物の不作や不漁が問題だ。

3.病院は患者でいっぱい。医療従事者の疲労はいかばかりか。

4.小さな店の閉店が続く。チェーン店には太刀打ちできない。

5.由緒あるデパートが県庁所在地から消え、その結果、雇用問題を拡大させる。

書 「生きる」

数日前の夜、某警察署に通訳に行った。署に入った時、金澤翔子さんの書がパーンと私の眼に飛び込んで来た。「生きる」と書かれていた。彼女の書体の迫力に衝撃を受けた。

私は上野の都美術館や銀座の書道展に時々行く。作品は見事だが、ああ、こんなものかとしか思わない。

繰り返しになるが、金澤翔子さんの「生きる」が警察署の中の誰もが見える1階にあったことが驚きである。悪の道に入った人、人生につまずいた人、精神的に弱っている人に、その「生きる」が眼にとまれば、きっと生き延びる力が湧いてくるはずである。

掛け軸

茶道では茶碗や棗もさることながら、掛け軸も肝心。最近は「青山緑水」というのが床の間に書けられている。色紙を少し大きくしたサイズだが、楷書体の書を観るたびに、さわやかな気分に浸れる。

そこでその写真を生徒さんの一人に送った。ガーデニングが大好きな彼女からすかさず返信が有った。「日本の文化は掛け軸からでも涼を味わえていいですね」

そうだ。涼は書からでも味わえる。そして、自然の奥深さを想えば、心も落ち着く。これが日本の文化であり、美である。

今日の語彙

1.バレーボール ______ 2.バスケットボール ______

3.卓球  _________ 4.柔道 _______

5.平泳ぎ ________  6.自由形 _______

7.バタフライ ______  8.背泳ぎ ________

9.体操競技 _______ 10.吊り輪 ________

11.鞍馬 ________ 12.平行棒 ________

13.馬術 ________ 14.フェンシング ______

ミャンマーから象

7月30日に、福岡市動物園にミャンマーから4頭の親子象が到着したそうだ。諸事情で来日が数年遅れたとはいえ、この猛暑の日本に連れて来られたのは可哀そう。飛行機の輸送費は1億円。船で揺られて来るよりは良かったと思うが、離陸時、着陸時の気圧の違いを象達はどのようにクリアしたのであろうか?

さらに気になる点は果たしてミャンマーの象達が日本での生活を喜ぶか否かだ。ミャンマー人の象使いが一緒に来ているとは思うが、大量の餌や草の準備は日本人がやらなければならない。お世話が大変だ。

見知らぬ地に送られ、人工的な環境に置かれる動物達。いかなる精神力を有しているのか? いかなる気持ちを人間に懐いているのか? それが知りたい。

スポーツと郷土愛

パリ五輪は次から次に競技が展開され、どれを観ればいいのか迷う。時差が7時間違うので、夜中に応援しすぎると翌朝の仕事に支障をきたす。

昨夜、平泳ぎ200mを観た。画面に食い入るのではなくて、体を横たえながら、アナウンサーの実況を聞き流していた。すると、花車優(24歳)という選手が丸亀高校を卒業という解説があった。私の母校だ。受験校だからスポーツとはあまり縁が無い。俄然、花車君に興味を覚えた。

ネットで調べてみると、彼の母親は彼が生後半年からベビースイミングを始めさせたとのこと。なるほど。そんなに早くから始めれば、彼にとって水は空気と同じ。スイスイだ。準決勝を突破し、是非とも決勝に進んでほしい。

今日の翻訳

前回に引き続き、タイ小学校国語教科書(5年生 พ.ศ.๒๕๓๗)から出題する。

๑. โดยธรรมชาติแล้วสัตว์โลกส่วนใหญ่มักไม่อยู่ตามลำพัง จะอยู่รวมกันเป็นหมู่ เป็นเหล่า คนเราก็เช่นเดียวกันจะอยู่รวมกันเป็นครอบครัว ครอบครัวหลายครอบครัวจะรวมกันเป็นหมู่บ้าน

๒. หมู่บ้านหลายหมู่บ้านรวมกันเป็นชุมชน เมื่อชุมชนขยายใหญ่ขึ้นก็จะเป็นสังคมใหญ่และเป็นประเทศชาติในที่สุด

๓. คนเราจะพัฒนาให้มีความเจริญเป็นสังคมได้นั้น จะต้องมีระเบียบหรือข้อตกลงร่วมกัน คนในสังคมจะต้องปฏิบัติตามระเบียบหรือข้อตกลงเหล่านั้น

๔. หากสังคมใดสมาชิกรู้จักสิทธิและหน้าที่ของตน มีระเบียบวินัย ปฏิบัติตามสิทธิและหน้าที่ของตนที่มีต่อครอบครัว และต่อสังคมส่วนรวมแล้ว สังคมนั้นก็ย่อมจะมีความเจริญและมีความสงบสุข