火曜日の4クラス

泰日文化倶楽部では火曜日に4クラスを実施している。いずれのクラスも5年以上、継続しており、これからもこの調子で行けそうである。生徒の皆さんはマイペースで勉強。とくに神奈川県の寒川神社近くから習いに来ているミーさん(คุณหมี 熊さん)は夜のクラスの20年選手だ。

講師達は実に優秀。話題も豊富だ。願わくば、生徒達がさらなる意欲をもって、タイ国、タイ人に関心を示し、それをタイ語で理解すること。14時30分開始のクラスでは、16時に授業が終わったあと、さらに30分、タイ語を書く訓練をしている。書き間違えを繰り返しながらタイ語を正確に覚え、タイ語の世界に深く入って行くことも、これまた勉強なり。

メーファールアン大学

10月から教えに来てくださるタイ人(文科省国費留学生)がメーファールアン大学(ม.แม่ฟ้าหลวง)の関係者であることを知った。そこでこの大学をネットで検索してみた。1998年に設立された国立大学で、チェンライ市に在る。まだ26年しか経っていないが、アジア圏からの留学生をも受け入れて大きく飛躍している大学と知り、見学に行ってみたくなった。

興味深いのは、通常の学部以外に、現代社会にとって大切な学部が有るということ。アンチエイジング再生医療学部、コスメティック科学部、医学・リハビリテーション学部、等々。大メコン圏の大自然の中で伸び伸びとこれらを勉強する若者がうらやましい。

今日のタイ語作文

1.月曜と土曜のクラスを担当しているシーン先生が、今月、博士号を取得された。

2.彼女はビザの有効期限まで日本各地を旅行した後、タイへ帰国される。

3.シーン先生にお願いして、後輩のタイ人を紹介していただいた。

4.新しい先生のニックネームはジューン。6月生まれであることがすぐにわかった。

5.来日するまではチェンライのメーファールアン大学で教えておられたそうだ。将来もそこでの仕事が約束されている。

6.ネットでこの大学を調べると、メーファーというのはラーマ9世の母君の愛称であると書いてあった。

不意の訪問者

昨日、授業が終わり教室の片づけをしていたら、ピンポンという音がした。セールスの人だろうと思いながらドアを開けると、若い女性が立っていた。タイ人に見えたので、タイ語講師として応募して来たのかと思った。用件を聞くと、タイ語を習いたいとのこと。

そこで教室の中に招き入れ、いろいろな質問に答えてあげた。タイ料理店で4年間、ずっとバイトしているだけあって、発音はとても良かった。だが、タイ人コック達と話す内容が限られているので、いよいよ本格的にタイ語を習う気持ちになったそうだ。

泰日文化倶楽部が入っているビルの9階の一室で、昨日、手芸教室が行われ、手芸が好きな彼女が習いに来たところ、同じビル内にタイ語教室を発見。そこでピンポンを鳴らしたといういきさつらしいが、それを聞くと、ビルの入り口に出している教室の看板が役に立ったということになる。

牛乳箱

私は牛乳屋さんから牛乳の配達をお願いしてもう7年になる。今年4月から牛乳の瓶が半分の大きさになった。乳酸飲料の小瓶と同じものを使い始めたので実質上の値上げだ。いっそのこと断ろうかとも思ったが、自分の骨のために取り続けることにした。

先週、牛乳屋が新しい牛乳箱を持って来た。だが、その箱を見て驚いた。鍵付きであった。ということは、牛乳が届いていない、無くなっているという苦情がどこかの家庭から届いたのかもしれない。実を言うと宅急便の置き配も心配は心配である。さらに加えて牛乳もか…….?

今日の語彙

1.査定する       2.逡巡する

3.推奨する       4.詮索する

5.想定する       6.対応する

7.挑戦する       8.痛感する

9.転送する      10.統括する

11.難航する     12.認識する

藍建て

茨城県在住の元生徒さんから久々に近況報告のラインが有った。彼女は組紐作家として昔から情熱を傾けておられるが、何と新しいことに挑戦を始めたようだ。それは藍染め。「やっと藍建てに成功して糸を染めて楽しんでおります」

藍建ての工程はたくさんの段階が有り、非常に難しい。根気を要する。しかし、根気は従来から彼女に備わっているものだ。心配は無用。美しい藍色の糸ができれば、次は織り。しかし、彼女なら織りも出来る。そうして一歩一歩、作品を仕上げて行く。工芸作家として難しい稜線に挑戦し続ける彼女の根性に乾杯!

植木等とお経

『NHK知るを楽しむ 私のこだわり人物伝』(教育テレビ2007年9月)のテキストは「植木等」を取り上げている。彼に関する略年譜を見ると、実家がお寺であったこと、そして、12歳の時には東京の寺に修行に出されたことを初めて知った。

そして、佐野史郎(俳優)が書いている文章<唄のうまさの根底に読経あり>を読んで、植木少年が小学校4年生の時、父親不在の折り、父の代わりに檀家周りをしたのを知った。佐野は書いている。「もちろんお経も読めたわけですから、植木さんの発声の根本にお経があることは間違いないと思います」

タイ語を習う我々も、お経を唱え、そして発声練習をするのは良きことなり。

今日の翻訳

いつもの健康本である『สวยด้วยสุขภาพ』(รัชนี มหาคำ 編集 /สำนักพิมพ์สื่อปัญญา発行/ 発行年不記載)から引用して出題する。

๑. หมุนคอ ….. ท่ายืนตรงเท้าชิด มือเท้าสะเอวหมุนคอ โดยเหวี่ยงศีรษะช้าๆ ตามเข็มนาฬิกา ๓ รอบ และทำทวนเข็มนาฬิกา ๓ รอบ

๒. หมุนเข่า ….. ท่ายืนตรงเข่าชิดกัน แขนปล่อยข้างลำตัว หมุนเข่าทั้งสองเป็นวงกลมช้าๆ ไปตามเข็มนาฬิกา ๕ รอบและทำทวนเข็มนาฬิกาอีก ๕ รอบ

๓. งอเข่า ….. ท่ายืนตรงแยกเท้ากว้าง มือเท้าสะเอวค่อยๆโล้ตัวไปทางขวาพร้อมกับงอเข่าขวาจนสุดแล้วยืนขึ้นสู่ท่าเดิม และทำกลับอีกข้างหนึ่ง ทำสลับกัน ข้างละ ๕ ครั้ง

๔. ก้มแตะปลายเท้า ….. ท่ายืนตรงแยกเท้า เข่าตรง กางแขนออกคว่ำมือค่อยๆก้มลำตัว เอามือขวาแตะปลายนิ้วซ้ายหรือที่พื้น มืออีกข้างหนึ่งเหวี่ยงขึ้นข้างบน แล้วกลับสู่ท่าเดิม และทำกลับอีกข้างหนึ่ง ทำสลับกันข้างละ ๕ ครั้ง

生きたタイ語

先週、P氏(生徒さん)が手術をした。日本語が不得手な奥さん(タイ人)に術後の様子をラインで尋ねると、すかさず次なる返事が来た。

P ดีขึ้นแล้วค่ะ ได้ออกจากโรงพยาบาลพรุ่งนี้แล้วค่ะ

文法好きな日本人にはなかなか書けない文章である。これぞ生きたタイ語だ。