カーディガン 完成!

一昨日、モヘア入りのカーディガンを完成させた! ガンガン編んだのではなくて、コツコツ編んだ結果である。
 これまでは半年に一枚を仕上げて来たが、意識改革をして、毎日編み進めると、2ヶ月で出来上がった。とろとろやるよりも、毎日、編み棒と仲良くすることの大切さを会得したことは大きな収穫であった。
 私の編物講師はどんな作品でも1週間以内で編み上げる。そばで見ていると、講師の両手からシュッシュッという音が聞こえ、小気味いい。その動きたるやまるで機械のよう…..。
 「編みたいものがたくさん有るの。毛糸に囲まれていると幸せ。死ぬまで編み続けますよ」、と講師。
 編物教室に通い始めて11年が経った。これまでは自分がいつまでも初心者だと思って、講師に甘えていた。しかし、そろそろ自分に気合を入れて、編み目のそろった作品を楽しく、根気よく編んで行こう。

同音異義語で遊ぼう

一昨日、上野の東京都美術館へ行った。茶道講師が3年続けて『毎日書道展』に入選し、招待券を頂戴したからである。上野駅公園口から広場に向かって歩いて行くと、交番の近くの木に立て看板が立てかけられており、「昆活しよう!」と書かれてあった。最初、私はそれを「婚活しよう!」という意味でとらえた。だが、落ち着いてもう一度よく見ると、<昆活>であった。小学生に呼びかけているのであろう。
そこで、今日は、同音異義語で遊んでみることにする。
1.今日は吉と出るか凶と出るか?
2.悔い無きよう、杭をしっかりと打とう。
3.減益だが、まだまだ現役で頑張る。
4.意地でも維持していくぞ。
5.誓いを立てる日も近い。
6.一切の油を抜き、一汁一菜でダイエット。
7.時期が来れば、磁気も弱まる。
8.栄華を夢見るのは映画の中だけ。
9.未来の食事を楽しむためにも、味蕾は大切。
10.彼以外、別に意外ではなかった。

使役表現を使って作文しよう

タイ語を習っている生徒達から、<ให้ ~させる>の使い方がわからないという悩みをよく聞く。<ให้>には、使役表現の他に、動詞、前置詞、及び、副詞化の役割を持っているが、今日は使役表現に限ることとし、以下にかかげる短文を作文しなさい。
(1)ラーメン店の主人は妻を夜遅くまで働かせた。
(2)店長は従業員に出勤後、すぐに掃除をさせた。
(3)社長は社員に残業を禁じ、夕方5時半には退社させた。
(4)恋人は安月給の彼にダイヤモンドの指輪を買わせた。
(5)教師は生徒に宿題として、一日につき、短文を10文、書かせた。
(6)市役所の係官は市民に土地の登記簿を提出させた。

初代中文講師 カムバック

昨年9月から中国語講座(土曜日14:30)を開講しているが、最初の先生が、「大連に戻ってさくらんぼうを食べて来ます。再来日は未定」と言って、友人に授業を託して帰って行った。2番目の先生は浙江省寧波出身。ところが、「日本語学校が夏休みになったから帰ります」と言って帰って行ってしまわれた。
 生徒達は中国語の勉強を継続したい。しかし、講師がいないため、タイ語の授業に戻そうかと考えていたところ、生徒が初代の先生と連絡がついた。なんと、彼女はすでに日本に戻って来ていたではないか!
 生徒が初代講師に再度の講義をお願いしたところ、昨日から、再び教室に現れ、以前にもまして、熱烈授業を展開してくださった。
 生徒に学ぶ意欲が有れば、講師も燃える。教室はよく冷やして快適。猛暑、酷暑だけど、90分頑張れば、満足感が残る。

タイ人が生け花

昨日、元タイ人講師が自分で生けたという花の写真を10枚ほど、ラインで送信して来た。御主人の会社が主催するセミナーの会場を飾るために生けたそうだ。彩りもよく、バランスもすばらしい。彼女は次なる文面を書いていた。
ดิฉันเรียน Ikebana ที่Chuo แค่4~5ครั้งเองค่ะ ดอกไม้ที่ปากคลองตลาดถูกมาก ดอกกล้วยไม้ประมาณ 50กิ่ง แต่40บาท ดอกบัวดอกเล็ก 4บาท ดอกใหญ่ 5บาท และพับอย่างงามด้วยค่ะ พวงมาลัยพวงละ40~200บาท ร้อยยากมาก
 中央大学に留学中に生け花クラスを4~5回だけ体験したと書いているが、お世辞抜きでうまい。彼女のアート精神とアレンジ能力に乾杯!
 日本の生け花は細かい規則が有って、とかく窮屈だ。なかなか覚えられない。しかし、タイの花をタイで生けるには、細かいことなど言ってはいられない。生活様式が異なるからだ。花も大きいものばかり。それを大胆に生けることにより、世界が広がる。

豆腐さん

今年の5月中旬から入会された生徒さん(24歳)の愛称は「เต้าหู้ タオフー 豆腐」。コンケン大学に留学していた時にタイ人が付けてくれたそうだ。命名の根拠は、彼の肌が白かったから。たしかに彼は白い。東北タイの人から見ると、うらやましく思ったにちがいない。
 しかしながら、白い特徴を生かして愛称をつけるとするならば、「หิมะ ヒマ 雪」でもよかったのに、よりにもよって「豆腐」とは! 身近なものから思いつくタイ人の発想、これはこれで面白い。
 昔の生徒さんに、「แตงโม テンモー スイカ(西瓜)」という愛称の女性がいた。彼女の目がスイカの種のように細かったことから付けられた愛称だが、タイ人は人の特徴をとらえて愛嬌のある愛称を付けるのが得意だ。
 教室で、タイ人講師が「豆腐さん」と呼ぶたびに、私の頭には冷奴が思い浮かび、涼を感じる。入会して2ヶ月の彼は、目下、学ぶ気満々で頑張っている。1年後の彼、豆腐さんが楽しみだ。

座禅を組もう(นั่งสมาธิ)

昨日は、「สมาน 合わせる、同一化する」というタイ語に言及したが、辞書の中で、この単語のすぐ前に出て来る単語が、「สมาธิ samaa-thi = 三昧」である。
 昨日は岐阜県多治見市で40.7度を記録した。東京は36度。こう暑いと、家にいたほうがいい。そして、座禅を組んで、邪念をはらおう。
 座禅を組むは、前述した「สมาธิ 三昧」の前に「นั่ง 座る」という動詞を置き、「นั่งสมาธิ nang samaa-thi」とすればいい。邪念をはらい、不必要なものをこの際、体から追い出そう。
 暑いから、「กินๆนอนๆ 食っちゃ寝、食っちゃ寝」で暮らそうというのであれば、それはそれでいい。

สมาน サマーン という意味

タイの洞窟で13名を救出中に犠牲となられた元海軍の方のお名前は、สมาน(サマーン)氏。日本のマスコミでは、サマンと短母音で書いているが、それは日本式の書き方だ。ここでは、彼の名前をタイ語で正しく書けるようにするために、長母音で書くことにする。
 「สมาน」という単語を『タイ日辞典』(冨田竹二郎編纂)で調べてみた。二つの意味が有り、(1)同等の、等しい、同様の、一致した、同一の、そして、(2)合わせる、結合する、連結する、親密ならしめる、と出ていた。
 (1)の意味での合成語として覚えたほうがいい単語は、สมานฉันท์(サマーナ・チャン=一致した見解、コンセンサス)と、สมานทุกข์(サマーナ・トゥック=苦しみを同じくする)。後者の意味は、まさしくサマーン氏の行動だ。
 (2)の意味での合成語としては、สมานไมตรี(サマーン・マイトゥリー=友誼を結ぶ)、そして、สมานสามัคคี(サマーン・サーマッキー=一致団結する)が有る。
 サマーン氏の名付け親がどなたであるのかは存知上げないが、もしご両親であるならば、我が息子は両親の期待通りに生きたことになる。最近、日本人の若夫婦が好んで我が子につけるキラキラネームとは、考え方にかなりの相違が見られる。

座禅を組もう(นั่งสมาธิ)

昨日は、「สมาน 合わせる、同一化する」というタイ語に言及したが、辞書の中で、この単語のすぐ前に出て来る単語が、「สมาธิ samaa-thi = 三昧」である。
 昨日は岐阜県多治見市で40.7度を記録した。東京は36度。こう暑いと、家にいたほうがいい。そして、座禅を組んで、邪念をはらおう。
 座禅を組むは、前述した「สมาธิ 三昧」の前に「นั่ง 座る」という動詞を置き、「นั่งสมาธิ nang samaa-thi」とすればいい。邪念をはらい、不必要なものをこの際、体から追い出そう。
 暑いから、「กินๆนอนๆ 食っちゃ寝、食っちゃ寝」で暮らそうというのであれば、それはそれでいい。

6時間36分の試合

ワールド・サッカーばかりに注目していたが、ウィンブルドン・テニスは早くも男子シングルの準決勝戦になっていた。昨夜から今朝の早朝までアンダーソン(南アフリカ)とイズナー(アメリカ)の試合を見た。いやあ長いこと、長いこと(นานมากจริงๆ)。6時間36分の死闘が終わった時、こう思った。日本からタイへ行くまでの時間に相当するではないか、と。
 我々乗客は、飛行機が離陸して水平飛行に入ったらのんびりとくつろぐことができる。だが、彼らは必死で闘い続けている。第5セットは2時間以上もかかった。試合に要した時間はウィンブルドンの歴史で第2番目に長いとのこと。
 そして、もっと驚いたのは、一番長い歴史をつくったのも、同じくイズナー選手であったということだ。彼は2010年に11時間5分(3日がかり)も闘っている。なんという持久力か! そして精神力! 番組の途中で、彼のその試合のスコアを記録した記念のプレートが数回、紹介された。今回は惜しくも負けたが、もう勝敗などどうでもいい。
 猛暑到来。我々はスポーツ選手ではないので無理は禁物だが、せめて、気力だけは高く維持し、生活の工夫をしながら盛夏を乗り切ろう。