生徒達が利用する路線

昨日から授業を再開した。一番最初に教室に現れたY氏は熊谷在住。熊谷駅から高田馬場駅までの片道切符は970円。往復だと1,940円。昨日の東京は34度。暑さで超有名な熊谷の方にとっては、この位の気温はなんのその。彼は高崎線、または、湘南新宿ラインを利用しておられる。
 そこで、昨日の授業に出席された生徒達が利用する路線をまとめてみた。
1)調布(京王線+山手線)、2)外苑前(地下鉄銀座線+山手線)、3)たまプラーザ(田園都市線+山手線)、4)木場(東西線)、5)越谷(東武本線+日比谷線+東西線)、6)菊川(都営新宿線+東西線)、7)八千代緑が丘(東葉高速鉄道東葉高速線+東西線)、8)桜ケ丘(東武東上線+山手線)、9)大崎(山手線)、10)沼袋(西武新宿線)、等。
 水曜日のクラス以外にも、様々な路線を利用されて、高田馬場の泰日文化倶楽部に通って来る生徒さんが大勢おられる。高田馬場はなかなか便利な場所であることよ。

大阪弁で防災劇

 まず始めにお知らせ:今日から授業再開ですよ! 年末まで休むことなく、頑張って勉強しましょう!
 今朝のNHKニュースを見ていると、三重県の鈴鹿周辺では、「大阪弁による防災劇」というのが展開されているそうだ。それを考え出した女性の話によればこうである。
 東日本大震災後、お年寄りにも防災知識が必要と感じ、身を守るための話をしに行ったところ、多くの人達が途中から眠り始めた。そこで、寸劇のほうがいいと思い、大阪弁による防災劇を考案し見せることにした。結果は上々。みんな笑いころげた。そして、大阪のおばちゃんよろしく、飴まで配ると、もっと受けた。 
 その話をニュースで知って、私も納得。全国共通語である標準語というものは無味乾燥だ。情報を伝達できても、心情までは伝わらない。地方の人にとっては「お国言葉」である方言が一番。
 聞くところによると、ラジオ体操も、方言版のCDがあるそうだ。そのほうが、手足も体も十分に伸びて愉しいにちがいない。

秋田県 頑張れ!

今日の甲子園高校野球決勝戦は絶対に見る。そして、秋田県の金足農業高校を応援する。勝敗は運だから、結果は神風まかせ。彼らの健闘ぶりを目に焼きつけることができればいい。
 何よりも嬉しいことは、秋田県民が皆こぞって歓喜にわいていることだ。資金が底をついて困っていると報道されると、大勢が列をなして寄付するために学校にかけつけている。秋田米が次から次に宿舎に届けられているから、選手達はスタミナ抜群。元気の源は、やはり米!
 ところで、泰日文化倶楽部にも秋田出身の生徒さんがおられる。彼女は秋田美人そのもの。そして、秘めたる持続力がすごい。泰日文化倶楽部に通って来られること25年。最古参だ。
 私の編物講師も秋田出身。彼女の編物に対する熱意は本物。
 秋田県は<飽きた県>ではない。秋の田から大収穫を目指す頑張り県なのだ。

クラスの問合せ

泰日文化倶楽部の夏休みも残すはあと今日と明日のみ。22日(水曜日)から授業再開だ。
 夏休み中に数人からクラスに関する問合せが有った。私は丁寧に、かつ、迅速に回答した。そのほとんどが中級クラスに関心をお持ちであった。ということは、既修者だ。かつて、どこかでタイ語を勉強したが、今は中断している。だが、またそろそろ勉強したくなったということであろう。
 その中で、15年前に泰日文化倶楽部で勉強したことがあるという女性のお名前が有り、とても懐かしく思った。彼女は復学をはっきりと決めておられる。嬉しい限りだ。
 泰日文化倶楽部はあと50日で満30周年目を迎える。15年前は生徒数が多かった。今はタイ語教室が増えたこと、いろいろな方法で個人が勉強しやすくなったこと、労働形態の変化で、時間的にも金銭的にも落ち着いて勉強することができない生徒さんが増えたこと、あるいは、タイへ行ったほうが早いということでタイへ飛んで行ってしまった方達、その他、諸理由が有って、クラスの編成がむずかしくなってきている。
 だが、泰日文化倶楽部は健在なり。15年前の生徒さんの復学を心待ちにしている。

藍染のブラウス

昨日、定期が切れているので自宅から歩いて教室へ行った。22日(水曜日)から再開する授業のために、掃除をしておこうと思ったわけだ。
 途中、神田川を渡らなければならない。その神田川には江戸時代、染物屋がたくさん有ったと聞く。今ではほんの数軒だけが残っているが、私が立ち寄ったのは、染料を売る店であった。この店は染めをやっている女性達には有名らしい。
 吊り下げられている藍染のブラウスが気に入ったので購入。藍の色(สีคราม)を身にまとっていると、気が引き締まってくるから好きだ。
 支払いの時、店主がこう言った。「領収書に製品番号を書いておきます。洗濯後、何か不具合が生じた場合は、作家さんに連絡して、すぐに対処させますから。ボタンを無くした時でも言ってくださいね。替えがありますから」
 領収書はカーボン複写式のものであった。その店でも一枚を取っておくことにするのを見て、昔の商店の優しさ、そして、商品に対する責任感の強さに教えられるものがあった。

動物名をタイ語で書いてみよう

 目下、お盆休み真っ最中。読書に励んでいますが、それだけでは退屈。したがって、タイ語の宿題を考案。
 今日は以下の動物名をタイ語で書いてみてください。どうでもいい生き物も入っていますが、彼らの存在を認めるために列挙してみました。動物名が漏れている場合は、ご自分で追加をお願いします。
ア行)家鴨、蟻、鯵、アザラシ、アシカ、アメーバ、犬、猪、烏賊、鼬、イルカ、牛、馬、兎、蛆(ウジ)、海老、オットセイ
カ行)蚊、亀、烏、蛙、貝、カバ、カンガルー、黴、狐、麒麟、キリギリス、熊、蜘蛛、鯨、毛虫、蝙蝠、蟋蟀(コオロギ)、鯉、コブラ、ゴリラ、コンドル
サ行)魚、猿、蠍、鮭、鮫、犀、鹿、虱、縞馬、獅子、水牛、雀、蝉、象
タ行)蛸、狸、鷹、鯛、チータ、燕、鶴、貂(テン)、鳥、虎、蜥蜴(トカゲ)、蜻蛉(トンボ)
ナ行)鯰、鶏、猫、鼠
ハ行)蜂、パンダ、バッタ、豹、ヒル、羊、豚、梟、河豚、フラミンゴ、蛇、ペンギン
マ行)マングース、虫
ヤ行)山羊、ヤマアラシ、ヤク
ラ行)ライオン、駱駝、龍、栗鼠、驢馬
ワ行)鰐、鷲

85歳 & 91歳

今年は夏の甲子園大会が100回を迎えたということで、毎日、第一試合の前に「レジェンド始球式」というのをやっている。昨日は、高松出身の中西太氏がマウンドに立たれ、ノーバウンドの見事な球を投げられた。
 私の子供時代、香川県は野球王国であった。三原脩、水原茂、そして、中西太の名前はまさしくレジェンド。中西さんは現在85歳。昔は小太りで、鈍くさいイメージがしていたが、昨日の中西さんの体格を見る限り、実に立派。ずっと鍛えておられるのであろう。
 夜はNHKの「懐かしのメロディー」を見た。第50回目ということで、過去50年間を振り返ったが、全ての歌が懐かしかった。エレジーの女王である菅原都々子さんが「月がとっても青いから」を歌った。彼女は91歳。ドレス姿がとても美しかった。アップになって映し出されたお顔も艶々。
 91歳でも大舞台に立って歌えるということは、日頃から相当の訓練を要する。ネットで調べると、彼女は引退はしているけれど、福祉施設へ行って歌っておられるそうだ。気持ちは現役。日々、精進を怠らない。

タイ語力向上のためのテスト

残暑お見舞い申し上げます。お盆も過ぎましたので、そろそろ頭の回転を良くするようにしませんか。
 今日の出題:以下にかかげる単語の意味をなるべく短時間で答えなさい。

1)กัด ขัด คัด จัด ชัด ดัด ตัด ถัด ทัด นัด ผัด พัด มัด อัด

2)กัน ขัน คัน ฉัน ดัน ตัน ทัน ปัน พัน ฝัน ฟัน มัน หัน อัน

3)กับ ขับ คับ จับ ฉับ ซับ ดับ ตับ นับ พับ รับ ลับ สับ อับ

八十八名物 ところてん

昨日は平成最後の終戦記念日であった。心を込めて黙とうし合掌した。
 東京は連日、34度~35度の暑さ。この5日間、外出は控えている。そこで、先日、香川県と愛媛県が合同で経営しているアンテナショップで買った「八十八名物ところてん」を食べた。「八十八」の読み方は「やそば」。香川県坂出市の八十場(やそば)で製造しているものだが、縁起をかついで「八十八」に書き換えたようだ。袋には「風情脈々 味伝承 二百余年」と書いてある。
 製造者(清水屋 きよみずや)をネットで調べると、まことしやかな由来が書かれてあった。「1900年前、景行天皇の御代に悪魚退治伝説が有り、日本武尊と八十余名の兵士は神童の捧げたやそばの水によって蘇生。したがって、この湧水を<弥蘇場の清水>という。230余年前に<心太茶屋>を開き、機械力に頼らず独自の手法によって二百年の伝統を守りぬいている」
 「八十八(やそば)」という表現が、<弥蘇場>に端を発しているとは知らなかった。そして、ところてんを漢字で書くと「心太」と書くことも知らなかった。暑さに負けず、心を太くして、八十八歳の米寿を目指そう!

検診車

私の中学時代の友人は検診車関係の仕事をしている。一昨日、奥様(同じく私の同窓生)と久しぶりに電話で話をしたところ、次なる話を聞いた。
 3.11の東日本大震災の時、検診車派遣の要請を受けて香川県から相馬へ行った主人は廃墟と化した町を見て呆然としたと言ってました。しかし、先月の西日本豪雨災害の時、倉敷市真備町の被災地が泥だらけになっていて、相馬以上にショックを受けたと言ってました。
 それを聞いて私は思った。原発被害地の相馬は被害が見えない。反対に倉敷は被害状況が見えた。両者を比較することはできないし不謹慎でもあるから、コメントは差し控えるが、見えない被害はもうどうしようもない。茶道教室の仲間が相馬出身なので、今春、家を解体した話、そして、最低限の荷物を東京に持って来た話を聞いている。
 いずれにせよ、災害だけに特定せず、もっと大所高所に立って俯瞰すれば、見えないものの恐怖は至る所に蔓延している。