タップダンス

  先日、教え子のソウル歌手のコンサートに行った時、友情出演していた3人の若いタップダンサーの踊りに魅せられた。私のような世代にとっては、タップダンスにまつわるイメージはそうそう明るいものではないが、若者が踊るととても楽しい。お金が有れば、彼らを泰日文化倶楽部に招いて踊ってもらいたいくらいだ。
  タップダンスのリズム感はタイ語にも通じる。声調言語のタイ語はただ辞書を引いて目で勉強するというのは効を奏しない。タイ語は、「体語」だ! そのように、初心者に向かっていう私。だが、生徒の皆さんは体も頭も固い。
  高田馬場1丁目にタップダンスの教室が有る。泰日文化倶楽部に来る前に、そこで少しリズム感をつけてきてはいかがかしら?

道案内

  泰日文化倶楽部がある高田馬場4丁目には、早稲田予備校をはじめとして、いろいろな予備校や日本語学校、そして、テレビで大々的に広告している最大手の資格取得学校までがある。
  昨日、昼食後、その4丁目を散歩していると、一組の中年夫婦から道をきかれた。指し示された地図を見てもよくわからない。「すみません。わかりません」と言って、すぐに別れた。誰かがおしえてあげるであろうと思ったからである。
  ところが、その5分後、またしても彼らと出くわした。まだ右往左往している。そこで、今度は親身になって相手をしてあげることにした。理由は彼らが韓国人であることが彼らの会話からわかったからだ。
  地図をよく見ると、なんと彼らが行きたい場所は、1年半前まで、泰日文化倶楽部の隣りにいた行政書士の会社であった。そこなら知っていたので案内してあげた。途中、「韓国の方ですか?」と、私は韓国語でたずねた。しかし、「はい、はい」と日本語でしか答えなかった。もっと会話したかったのに、残念。

電車遅延の影響

  電車が遅れることは日常茶飯事だが、信号トラブルはやむをえないとしても、毎日のようにどこかの路線で起きている人身事故はどうにかならないものだろうか。
  昨晩、「タイ語上級 金曜日19:00」のクラスに所属しているNさんから、18時50分に電話が有った。「京王線で人身事故が発生したために、教室に行くのが遅れそうです」と言ったので、「遅れてもいいですから、どうぞいらしてください」と、私は応えた。
  しかし、いくら待っても彼女は教室に現われなかった。午後8時になって、また電話が有った。「やっと新宿に着きました。帰りの電車が混雑するのが目に見えているので、このまま帰ろうかと思うのですが」と言う彼女。「それなら、帰りの時間を遅らせたほうがらくなのではないかしら」、という私の提案を聞き入れて、N子さんはどうにかこうにか教室に到着。
  人身事故により電車の乗客は予定した行動が取れない。多くの人が困る。飛び込むのだけはなんとか踏みとどまってくれないものだろうか。
  それにしても、ひとつレベルを下げて、「タイ語中級 金曜日20:30」のクラスを受講したNさんはえらい。タイ語の勉強に対する熱意を感じる。

新しいクーラー

  新しい教室に新しいクーラーを設置したのは4月。6月からクーラーを使い始めたが、冷風が出るのは最初だけで、あとはなまぬるい風しか出てこない。そこで、電気屋さんに来てもらったところ、設定した機能がきちんと認識されておらず、その結果、冷風が出ていないことがわかった。
  「だめなら、メーカーに電話します」という電気屋さん。新しい機械なのだから故障ということは考えられないのだが、精密機械はちょっとしたことで動かない。しかしながら、ブレーカーのリセットを繰り返すうちに、なんとか機能し始めた。
  設置してすぐに使用すれば、調子が悪いのがわかったはずだが、しばらく放置しておいたことを反省。電気屋さんはプロだからと信頼しきっていたが、最近の機械は以前と同じやり方でやるのはだめで、わからない時は、それぞれのメーカーのプロ・セクションに問合せする必要があるようだ。
  今日の話はクーラーのことだが、あえて言うならば、タイ語の勉強にも通じるものがある。進展が感じられない時は、タイへ行くなりして、環境をリセットしてみよう。

日本語学校のタイ人職員

  昨日、太陽君を連れて、泰日文化倶楽部の近くにある日本語学校へ行った。ビルの4階まで上がって行ったが、事務室らしきものはなく、教室だけが並んでいた。たまたま教室から出て来た女性がいたので、「事務室はどこですか?」と尋ねると、「隣りのビルです。案内しましょう」と言ってくれた。
  エレベーターに乗り込んだ時、彼女は我々の会話を聞いて、「タイ人ですか?」とタイ語で聞いてきた。彼女はタイ人であった。偶然の出会いにびっくり。
  その女性はタイの高校を卒業したあと、名古屋にある大学で学び、東京では大学院まで進んだとのこと。今年3月からその日本語学校の職員をしているそうだ。
  その日本語学校にはタイ人がたくさん学んでいることは知っていたが、職員にもタイ人がいるとは!タイ語の学校案内も有った。タイ人がこれからますます日本語を学びに来るであろうことは十分に想定できる。

タイ人 と 春夏秋冬

  タイ人に漢字を教えていると、いろいろなことに気付かされる。なかなか覚えてくれないのは無理もないことだから、漢字になれて、面白いと思ってくれるまで、じっくりと待つしかない。
  しかしながら、何度も出てくる漢字に、春、夏、秋、冬、がある。私の生徒のタイ人は、季節を表わすこれらの漢字をなかなか覚えてくれない。
  ひるがえって考えてみるに、「春」や「秋」がない国に住むタイ人にとっては、これらの季節感が体でわかっていないから、いくら概念的に説明しても期待薄に終わる。
  タイ語も同じだ。仏教的な専門語を覚えるのは難しい。葬式宗教と化している日本人にとって、よほど興味がない限り、宗教用語は難解である。
  語学は興味の度合いが肝心だ。好きな分野なら単語が覚えられる。好きな分野が何であるか、もう一度、問い直してみようではないか。

ビジネス・ランチ

  昨日、ユキ君と太陽君を連れてランチに行った。場所は四ツ谷。我々が食べている隣りの席に4人のグループがやって来た。2人は日本人ビジネスマン。1人は欧米人。そして残る1人はアジア系の女性であった。
  彼らの会話の様子が聞こえてきた。日本人ビジネスマンは典型的なジャパニーズ・イングリッシュをしゃべっていた。女性の英語を聞いた太陽君が、「彼女は100%、タイ人ですよ。sure, sure」と私に言った。
  私はもしかすれば中国人かもしれないと思ったが、タイ人にはタイ人の英語がよくわかるようだ。
  彼らが食事を終わり、席を立った時、女性が最後になったので、「タイ人ですか?」とタイ語で聞くと、「カ!」という返事がすかさず返ってきた。
  太陽君は彼のすぐ隣りに座っていた欧米人の男性がバンコクで働いているということも聞き取っていた。東京にタイ人が増えて来ているということはわかっていたが、ビジネス・ランチをするタイ人のすぐ近くに座るという確率も、これからは増えてくるのかもしれない。

タイシルクの傘

  御茶ノ水に在る「エイジアパニック」は、今年から店名を変更し、「ダブルAパニック」とした。目下、豊島区高田2丁目の「ギャラリーゆめじ」で、6月20(木)まで、『エスニックな装い展』を開催している。
  昨日、その会場にお邪魔し、タイシルクの傘とアフリカのブルキナファソのTシャツを買った。店主のY子さんから、「傘がすばらしいから、是非とも見に来てください!」と言われていたので、傘を目当てに行ったところ、タイシルクのほかに、ラオスやカンボジアのシルクで作った傘も有った。
 浅草の傘職人に特注で作らせたという傘はいずれもすばらしい出来具合いであったが、私はやはりタイシルクの傘を選んだ。
  竹久夢二の恋人であった彦乃がこの傘を持ち、夢二がそれを絵に描けば、きっとすばらしい作品になるであろう......。

太陽君と早稲田大学へ行く

  高校生の太陽君は来年、日本のどこかの大学に入りたいと思っている。そこで、まずは手始めに早稲田大学を案内した。入試センターの方はとても親切で、かつ英語がものすごく上手であった。外国人がいっぱい来るとみえて、説明も丁寧であった。
  時間外にもかかわらず、30分近く相手をしてくださったので、私は「どうも有難うございました。本当にお世話になりました」と言うと、「お母様、日本語がお上手ですね」とセンターの男性はすかさず言った。
  彼は私がタイ人だと思っていたようだ。私は「お母様」と言われてつい嬉しくなったものの、「いえ、祖母です」と応じた。太陽君がやって来てから、急におばあちゃん気分になっていたからだ。
  太陽君から後で聞いた話では、事務の方は韓国人であったそうだ。彼の英語はすばらしかった。とてもやさしそうな方であった。

太陽君が東京にやって来た!

  泰日文化倶楽部で今から20年前にタイ語を教えてくださったK先生の息子さんが、昨晩、札幌から東京にやって来た。彼の愛称は、Sun。すなわち、太陽である。
  太陽君はこれからの2ヶ月間、東京で日本語を勉強する。どこかの日本語学校に入って勉強するのが一番いいのかもしれないが、高校生だから多額の授業料を払うのはもったいない。或る日本語講師に打診したところ、1時間4千円で教えるとの回答であった。2時間習うとすると、8千円。これは高い。
  いろいろと考えた結果、幸いにも泰日文化倶楽部の皆さんが太陽君に日本語を教えてくださることになった。教えるというよりも、日本語で話しかけてくれさえすればいい。
  太陽君はタイでいる時、自宅に中国人講師が家庭教師で来ていたので、漢字にも慣れている。小さい時から日本が大好きで、日本には何度も遊びに来ている。彼には教科書はいらない。実際の生活の中で大いにしゃべれば、すぐに上手になりそうだ。