民家カフェ

昨日、都内の住宅街を歩いていると民家カフェが目にとまった。今はやりの古民家カフェではなくて、ごくごく普通の家である。
 中に入ると老人がヌーッと現れた。応接間に通される。コーヒー(500円)だけでは悪いと思い、ケーキセット(800円)を注文。出て来たケーキはチーズケーキ。
 老人が言った。「悪いですね。冷凍ケーキだからまだ融けていません」
 私は応じた。「そうですね。南極の氷よりも固いですね」
 私はそこにいた20分の間に、矢継ぎ早に老人に向かって質問を投げかけた。彼は元新聞記者であった。インドやインドネシアに駐在。ヒンディー語やインドネシア語はできないとのこと。
 私が席を立とうとすると、彼はカチンカチンのチーズケーキを出したことを詫び、彼の著書を私に贈呈してきた。『日本とアジア』というタイトル。タイのことはほとんど書かれていなかった。本の金額は1600円。ケーキセットが800円だから、私は800円、得したことになる。

今日の和訳

今日こそはすらすらと和訳してみよう。(出処:『タイ小学校国語教科書5年』)

1. เมื่อมีลูก จำนวนสมาชิกในครอบครัวก็เพิ่มมากขึ้น

2. ภาระหน้าที่ของสามีภรรยาย่อมเพิ่มตามไปด้วย

3. กล่าวคือสามีและภรรยาจะต้องทำหน้าที่ที่เป็นพ่อและแม่

4. เลี้ยงดูลูกของตนให้เจริญเติบโต มีสุขภาพที่ดี

5. ต้องอบรมสั่งสอนให้ลูกของตนประพฤติแต่สิ่งที่ดีงาม

6. ให้ลูกได้รับการศึกษาเล่าเรียนเพื่อให้มีความรู้ซึ่งจะเป็นพื้นฐานสำหรับการประกอบอชีพและการดำเนินชีวิตในภายภาคหน้า

今日の和訳

今日こそはすらすらと和訳してみよう。(出処:『タイ国小学校国語教科書5年生』)

1.เมื่อมีลูก จำนวนสมาชิกในครอบครัวก็เพิ่มมากขึ้น

2. ภาระหน้าที่ของสามีภรรยาย่อมเพิ่มตามไปด้วย

3. กล่าวคือสามีและภรรยาจะต้องทำหน้าที่ที่เป็นพ่อและแม่

4. เลี้ยงดูลูกของตนให้เจริญเติบโต มีสุขภาพที่ดี

5. ต้องอบรมสั่งสอนให้ลูกของตนประพฤติแต่สิ่งที่ดีงาม

6. ให้ลูกได้รับการศึกษาเล่าเรียนเพื่อให้มีความรู้ซึ่งจะเป็นพื้นฐานสำหรับการประกอบอาชีพและการดำเนินชีวิตในภายภาคหน้า

如月(きさらぎ)

今日から2月、如月(きさらぎ)である。この言葉の由来は諸説あるようだ。

1.寒さが厳しいので、ますます衣を重ね着するから、衣更着。

2.1月に比べると陽気が更に感じられるから、気更来。

3.草木が芽生えて来るから、生更木。

 「如月」という言葉を聞くと、誰しもが西行を思い出すであろう。
願はくは 花のもとにて 春死なむ その如月の 望月の頃

 西行は2月16日に亡くなったそうだ。ただし陰暦だから、現代では1ヶ月遅れの3月中旬。

 いずれにせよ、月があらたまった。気分をさらさらにして、好機を待とう。→ 気更機(きさらぎ)

明日は我が身

2021年の1月は今日で終わる。私にとって74回目の1月であったが、これまでの人生で一番つまらない1月となった。何故ならば、正月休みが終わるや否や、政府が第2回目の「緊急事態宣言」を発令し、経済の回りをまたしてもストップさせたからである。
 「午後8時以降、外出自粛」ということで、夜のクラスは休講にした。昼のクラスの稼働も半分以下。タイ語の勉強は不要不急だから….。
 情勢を見ながら、その都度、判断をしているが、「緊急事態宣言」が3月7日まで延長になるのが確実だというニュースを昨日知って、さすがに我慢も限界に達しようとしている。
 高田馬場駅のガード下には、午後7時頃からホームレスの人達が増えてきた。女性もいる。彼らも午後8時以降の移動を自粛している(苦笑)。昨夜はきれいな布団が届けられていた。明日は我が身かもしれない。いや、暖房のきいた心地よい部屋で寝ていても、心はすでに貧しいかも….。コロナ禍でハートレスになっているから。

今日の作文

親友であるタイ人と会えなくなってからもう1年以上が過ぎた。ラインではつながっているものの、やはり会いたい。それは皆さんも同じ思いであろう。
 そこで、あなたのタイの友人をタイ語で紹介してください。ポイントは、以下の項目を網羅して書くといいでしょう。 友人がいない方は、創作してみてください。

(1)本名(2)愛称(3)年齢・身体特徴 (4)在住県(5)来歴と職業(6)家族構成(7)趣味・嗜好
(8)彼(彼女)の性格 (9)あなたと友人の出会いのきっかけ

超短編小説

日本にはたくさんの文学賞が有る。先日、2020年後期の芥川賞と直木賞の受賞者が発表されたばかり。これらの賞に選ばれると一生、文章で食べていける。というわけで、作家を目指している人達はわんさといる。
 それでは私もと思い、募集中の文学賞を調べてみた。そして、面白い賞が有るのを初めて知った。「日本文学館超短編小説大賞」というものである。
 応募条件がこれまたユニークだ。締切は毎月末。原稿用紙(400字)3枚~5枚。応募資格は不問。
 「あっ、これなら書けそうだ」と思った、しかし、超短編は超短編なりの小説技術が求められる。巷間で見聞きした話を書けば、5枚くらい、すらすらと書けそうだ。とはいうものの、だらだら書いたのでは並み以下。諧謔の色が濃縮されていなければ受賞には至らないであろう。

和訳と作文

次なるタイ文を和訳し、さらに自分で考えて応用文を書いてみよう。 (出処:『タイ小学校国語教科書3年生)

ประโยคขอร้องหรือเชิญชวนให้ทำอย่างใดอยา่งหนึ่งเป็นประโยคที่มีคำว่า
โปรด กรุณา ช่วย วาน และ ชอให้ อยู่หน้าประโยค

1.โปรดเดินเข้าไปข้างในด้วยครับ
自由作文

2.ช่วยรดน้ำต้นไม้ด้วย
自由作文

3.กรุณาเดินเบาๆครับ
自由作文
 
4.วานหยิบสมุดเล่มนั้นหน่อย
自由作文

5.ขอให้เห็นแก่ประโยชน์ของส่วนรวม
自由作文

我が教え子の優しさ

今年に入ってから、35年前に教えた教え子達のグループラインに招待され、快く仲間入りをした。70歳で年賀状を書くのをやめた私としては、彼らといつでも連絡が取りあえて便利だ。
 昨日、N君が次なる投稿をした。彼はもう50歳半ばである。
 「近所のおばあちゃん…. 以前はお買い物袋を持ってあげたり、ぐだぐだの立ち話をしたりしていたのに、今、難しいよね。<コロナだから…いいわよ、大丈夫> なんて言われると、どうしていいのか。 寂しい。切ない。絶対に負けない。少なくとも、俺の方が体力あるはずだから、いっぱいの人達を守る!」
 これを読んで、彼の優しさに感銘を覚えた。それに引きかえ、年寄たちは変な遠慮をする。
 私も最近、買い物袋を持って帰宅するのがつらくなった。しかし、転倒しないようにゆっくり足を進めて、我が家を目指す。N君をはじめとして、もしも教え子達が近くに住んでいたら、いろいろとお願いをする可愛いおばあさんになりたい。

清掃する老人

昨日午前8時、私は都内の某駅の小さなトイレに入った。使用後、出口のところで清掃の方とぶつかりそうになった。見ると、80歳くらいの老人だ。
 私は明るく声をかけた。「おはようございます」 
 彼は「すみません」と言った。そして、「おはようございます」と応じてくれた。我々二人の間にはいい空気が流れた。
 私は仕事場へ向かう間、彼のことをずっと考えた。あのおじいさん、えらい! 朝から仕事をしている。雪の天気予報なんか関係ない。責任を持って公共の場所を掃除している。
 都知事は「不要不急・ステイホーム」としか言わない。だが、こうして人知れずきちんと仕事をしている高齢者を見ると、人が少ない時間帯に、人が少ない場所で、公共の場所を掃除することは、小遣い稼ぎにもなるし、健康面でもよい。コロナが長期化する中、何か工夫して毎日を過ごさないと、経済、健康、そして、精神もやられてしまう。