都電早稲田駅界隈

昨日、午前中に個人レッスンが入った。楽しく授業をした後、都電早稲田駅近くに在る創業1919年の日本蕎麦店「金城庵」へ行った。だが、あいにく席が空いてなかった。そこで、早稲田大学の裏通りを散策。ベトナムのサンドイッチ店(バインミー)も見かけたが、結局、韓国料理店に入ることにした。

 店内には男性客が2名だけ。かなり離れて座っていた。早稲田の学生っぽかった。私のあとにやはり学生らしき若者が時間差でぽつり、ぽつりと入店。一人の若者が「辛ラーメン」を注文。本人が食べたいのだからとやかくは言えないが、あまり栄養価はなさそうに思われた。

 昨日は日曜日だから学生が少ないのは当然だが、それにしても街が静かすぎる。オンライン授業をやめて、早く学生達が早稲田や高田馬場に戻って来て、若者パワーを街に吹き込んでほしい。そうすれば飲食店関係者もパワーがもらえて美味しくて安い料理が提供できる。

熱海の土石流

 昨日は早朝からテレビの画面の上に出る避難状況に気が気でなかった。東海・神奈川・房総に集中した大雨に関する報道に接し、それらの地域に住む親戚や友人達、そして、元生徒達のことが心配であったからだ。

 午後の授業に参加している時、スマホで災害ニュースをチェックすると、富士山の映像が背景に使われていたので、いよいよ富士山が爆発したかと思った。熱海で土石流が発生したとのこと。想像だにしなかった映像を見て、すぐにも個人レッスン中の生徒にこのニュースを知らせた。何故ならば、彼は国土交通省で働いている方であるからだ。

 彼の表情はすぐに変わった。彼は言った。「担当地域ではありませんから今すぐ緊急出動の声がかかることはないのですが、災害の規模によっては国内のどこへでも行かざるを得ません」

 タイ語と英会話の授業を個人レッスンで受けている彼はとても幸せそうだ。だが、災害ニュースで彼の自由時間はあっというまに緊張へ…..。平常時というものはなかなか無い。

今日の作文

直訳をするのではなくて、自分の考えを自由に取り入れて、面白おかしくタイ語で書いてみよう。

1.親の七光り

2.無くて七癖

3.七転び八起き

4.生後七日目に営まれる「お七夜」は、赤ちゃんが誕生してから初めてのお祝いです。

5.初七日は、死後七日目にあたる日に行われる葬儀後、初めての供養です。しかし、最近は荼毘後、その日のうちに略式で済ませてしまいます。

異名(ฉายา)

 異名のことをタイ語では「ฉายา」という。『タイ日辞典』(冨田竹二郎編纂)を引くと、「得度するときにつけてもらうパーリ語の法名。転じて、<あだ名>」と書いてある。各界に於いて強烈な働きを見せた人には、良い意味でも悪い意味でも異名がつけられるのが常だ。

 立花隆氏の異名は「知の巨人」。片や、彼によって政治家生命を絶たれた田中角栄は「(目白の)闇将軍」、とか、「今太閤」。長嶋茂雄は「ミスター」。松井秀喜は「ゴジラ」。美空ひばりは「御嬢」。淡谷のり子は「ブルースの女王」、梅沢富美男は「下町の玉三郎」。

 最近聞く異名のうち傑作なのはIOCのバッハ会長の「ぼったくり男爵」である。もうすぐ彼は来日する。広島訪問をゴリ押ししているそうだから、「ゴリ押し男爵」と呼んでもよかろう。今日も雨だ。自宅でいる人達はいろいろな異名を調べて、面白おかしく過ごそう。

後半をマイペースで過ごそう!

今日から2021年の後半がスタートする。竹の節目にたとえるならば、今年に入ってから2つの節が形成され、これから後、あと二つの節を作って行く節目のスタート地点に立ったような感じだ。ニュースに右往左往されないようにと自分に言い聞かせながらも、結局はなんの成果も得られない前半であった。近隣の家庭菜園の茄子がたわわに実っているのを見て、茄子に嫉妬する自分がいる。

 次はアメリカの詩人であるエミリー・ディキンスンの詩である。

 一つの心が壊れるのをとめられるなら/ わたしの人生だって無駄ではないだろう/ 一つのいのちの痛みを癒せるなら/ 一つの苦しみを静められるなら/ 一羽のコマツグミを/ もう一度、巣に戻してやれるなら/ わたしの人生だって無駄ではないだろう

今日の翻訳

ただ漫然と翻訳するのではなくて、基本的文型を参考にしよう。出典は『รู้และป้องกันยาเสพติด』からである。

1.ยาบ้าสามารถทำให้คนคลุ้มคลั่งกลายเป็นฆาตกรฆ่าคนตาย

2.ฤทธิ์ของยาบ้าทำให้คนที่เสพคลุ้มคลั่งคิดไปเองว่ามีคนตามมาจะทำร้ายจึงมักจับเด็กหรือผู้หญิงเป็นตัวประกัน

3.ยาบ้าเป็นอันตรายกว่าที่ผมคิดไว้มากเลย

4.พอยาบ้าหมดฤทธิ์ คนขับก็ยิ่งอ่อนเพลียและง่วงจนหลับใน เกิดอุบัติเหตุทำให้คนเจ็บและตายเป็นจำนวนมาก

5.ถ้าอย่างนั้น เมื่อมีคนเสพยาบ้ากันมากๆก็จะยิ่งเป็นอันตรายต่อคนอื่นไปทั่วประเทศใช่ไหม

6.สำหรับประเทศไทยของเราก็มีปัญหายาเสพติดอยู่มาก ไม่แพ้ชาติอื่นๆในโลก

レマン湖畔のIOC本部

私は2009年11月2日、ローザンヌへ行った。旅の目的はラーマ9世が幼少時からローザンヌ大学を卒業するまでお住まいになっておられたアパルトマンを訪ね歩き、そして、現代は図書館になっているかつてのローザンヌ大学の雰囲気を直接、見分することであった。

 その時、タイの僧侶を3名、偶然お見かけした。スイスに在るタイの寺院から世話係が運転するワゴンでローザンヌにやって来られ、私と同じくラーマ9世の足跡をたどっておられた。誘われるがまま、レマン湖畔に立つ美しいサーラーへ一緒に行った。それもまたラーマ9世のメモリアルである。

 一行とはそこで別れ、2~3分、歩くと、IOCの本部の正面に着いた。今朝、調べてみると、IOC創設125周年を記念して、同じ敷地に「オリンピック・ハウス」が約160億円で建設され、2019年6月23日に記念式典が開催されたとある。私は2009年にIOC(旧建物)の正面まで行ったが、なんだか胡散臭い感じがしたので中に入る気がしなかった。たとえ新しい建物であろうと、絶対に入らない。

和菓子の水無月

昨日の茶道教室で主菓子に三角形の「水無月」が用意された。この和菓子は6月末に食されるのが定番である。したがって、これを見ると一年の半分が過ぎたことが否が応でも知らされる。

 三角形をした白い外郎(外郎)は昔の京都の人が氷に見立てたもの。その上に甘く煮込んだ小豆(あずき)がいっぱい乗せられている。小豆は健康に良い。あと半年、元気で生活しようという願いが込められているそうだ。

 毎日のコロナ情報にはうんざり。異常気象の中で暮らすのには気分転換が必要。自分自身で想像をめぐらし、何か不都合なものを好都合なものに転換できる発想ができないものであろうか。何かを何かに見立てて、一人遊びしながら、日々、それなりに楽しんで暮らそう。

今日の作文

タイ語と英語で書いてみよう。

1.先週、上野公園で双子のパンダが生まれた。

2.今年12月にシャンシャンが中国に返還されることになっているので、双子の誕生はとても嬉しいニュースだ。

3.アメ横商店街はコロナ以前の活気を取り戻した。

4.有名な中華料理店やフランス料理店の株価が上がった。

5.飼育員達は交代しながら24時間つきっきりで飼育にあたる。

6.白黒の模様がはっきりして、歩き出す日がくるのが待ち遠しい。

啄木の歌

一昨日、元生徒さんから東京の本社勤務に戻った旨の挨拶状が届いた。

 「エゾヤマザクラの開花を見ることなく釧路を立ち、約2年ぶりに関東に戻ってまいりました。5月1日付で本社整理部勤務となり、記事の最終的な校閲業務に携わっております。関東から遠く離れた道東で、雄大な自然やユニークな文化に触れることができ、得難い勤務となりました。この経験を活かしつつ、より一層精進してまいります」

 まだ文面は続くが、最後に啄木の歌が添えられてあった。

「浪淘沙 ながくも声をふるはせて うたふがごとき旅なりしかな」