話す環境を求めよう!

バンコクから一時帰国しておられる生徒さんが、昨日、久々に勉強に来られ、開口一番、次のように言った。
 「バンコクでのビジネスでは、タイ語よりも英語の必要性を痛感しております。泰日では英語でタイ語を教えてくれるので助かります」
 土曜日16:10の初級クラスは英語で授業をしているので、その生徒さんから感謝されて嬉しく思った。
 英語で授業をしてくださるタイ人講師はパック先生だ。彼は17歳で来日し、日本人と同じ扱いで大学に入っているので、日本語は日本人と同じ話し方をする。英語が得意な彼に尋ねてみた。
 「日本でいると、英語を話す機会が少ないので、英語の力が落ちませんか?」
 「落ちます。ですから、日本を出て外国に行くようにしています」、と彼。
 教室で習う語学は型にはまって堅苦しい。英語もタイ語も話すスピードがなかなか上がらない。話す環境を求めるには海外へ。お金と時間が有る人は海外へ行こう!

自家製栽培野菜のフレンチ店

近所にあるフレンチ店はオーナー・シェフ一人で切り盛りしている。ストレスがたまるから従業員は雇わないとのこと。
 この店はすべて自家製栽培の野菜を提供してくれる。埼玉県の志木に畑を借り、毎朝、収穫。野菜も売ってくれるが、いずれの野菜も土がついたまま。
 一昨日はいちじく(無花果)のデザートが出た。いちじくの木も植えているそうだ。「今年は3本、追加して植えましたよ」というシェフの話を聞いて、2~3年先が楽しみになった。
 シェフの話を聞きながら、ふと思った。なにごとであれ、将来を見越して準備をしておかなければならないと。備えあれば憂いなし。
 そこへ行くと、タイは何と豊穣な国であることか。バナナはたわわに実っている。マンゴーもたくさんぶら下がっている。野菜や果物が山盛りになっているタイの市場を見ると、心底から幸せを覚える。

今日の宿題

次の文章をタイ語で書いてみよう。
(1)福井県はいろいろな産業に力を入れている。だが、私としては、永平寺で座禅を組みたい。
(2)滋賀県は近江商人が出たところだ。今でも子孫が経済界で活躍している。
(3)三重県は伊勢神宮、真珠、そして、鈴鹿サーキットが有名だ。英虞湾の景色が見てみたい。
(4)京都は伝統を継承する古都だ。
(5)奈良の東大寺を見て、タイ人はさほど感激しない。何故ならば金色ではなくて黒色だから。
(6)大阪はくいだおれの町。粉ものの食べ物が多い。
(7)和歌山県民は大阪に出て働く人が多い、
(8)兵庫県を代表する市は神戸。淡路島の玉ねぎは美味しい。
(9)鳥取県は日本で人口が一番少ない県だそうだ。

คน & ชน

คน(人)は、入門段階ですぐに出て来る単語である。例:คนไทย(タイ人)。では、次なる単語を訳しなさい。
 ๑) คนกลาง ๒) คนกันเอง ๓) คนเข้าเมือง ๔) คนไข้นอก ๕) คนจน
 ๖) คนจร   ๗) คนแปลกหน้า  ๘) คนป่า  ๙) คนร้าย ๑๐) คนใหญ่คนโต
しかしながら、คนというタイ語は、動詞でもある。意味は、かき混ぜる。カレーをつくる時に鍋をかき混ぜたりする動作を言う。あるいは、コーヒーに砂糖を入れてかき混ぜる動作に使う。
 要は、「人」と「かき混ぜる」が同音異義語であるということ。「人というものはかき混ぜるのが好き」と覚えておこう。
 もう一つ、「人」には、ชนというタイ語があるが、この単語も動詞としての意味を持つ。即ち、「ぶつける、ぶつかる、衝突する」という意味である。「とかく人というものは衝突するものである」と覚えておこう。

創業100年の蕎麦屋

昨日、帰宅のルートを変えてみようと思い、高田馬場駅から上野公園行きのバスに乗り、都電荒川線早稲田駅近くで下車。早稲田から鬼子母神までは3駅だ。
 だが、すぐには電車に乗らず、早稲田大学の裏辺りを歩いてみることにした。そして、蕎麦屋に寄ってみた。「創業100年 感謝セール 上かつ丼 ¥1,200 → ¥800」という店頭の文字に惹きつけられたからである。創業100年とは!
 店内はこれまで入った蕎麦屋の中で一番広かった。しかも、2階は80名の宴会ができるらしく、次から次に宴会客が階上へ上がって行った。
 上かつ丼が入った器がこれまたとびきり大きかった。早稲田の学生のためであることは十分に想像できた。100年間、早稲田大学生の胃袋を満たせて来てあげたこの店。すごい! 
 従業員達は皆、きびきびと働いていた。うまく代替わりをしながら100年を経て来たのであろう。これからの100年も安泰であること間違いなし。

決断は早く!

先週から個人レッスンを開始した。生徒さんはタイへ20回以上、行ったことがあり、いずれタイに会社を作りたいという目的を明確に持っておられる方だから、グループレッスンではなくて、個人レッスンを選択し、効率良く勉強することを決断された。
 一方、グループレッスンのことを少し話してみよう。問合せが有るたびに、私はすぐにメール返信をしている。しかし、「無料見学、心より歓迎いたします」と書いても、見学者はなかなか来ない。決断がつかないのか、「今月は都合がつかないので、来月にします」という人達ばかり。
 先日、都電に乗っていたら、墓地の広告が目にとまった。「墓地墓地(ぼちぼち)、お墓を考えませんか?」
 なるほど、「墓地墓地=ぼちぼち」か。だが、元気な人は、焦点を定め、決断をスパッとして、朝な夕な、挑戦しようではないか。

白いタイの陶器

一昨日、シーツを買いに雑司ヶ谷にある布団屋へ行った。そこは昔ながらの布団屋の雰囲気をずっと保っているので、私は20年来、贔屓にしている。江戸時代からやっていると言われれば、そうだと思ってしまいそうだ。
 そこの店には寝具とは全く関係ないものが入り口のガラスケースに陳列されている。アジアの陶器やガラス製品だ。値札はついているが売れている様子は全くない。
 上段に白い陶器が3点。高さ5センチ程度。形は仏塔。値札にはタイ製と書かれてあった。中段にはインドの陶器、下段にはアフガニスタンのガラス製品。
 前々からずっと気になっていたので、奥さんにアジアのものを置いている理由を尋ねてみると、「主人の趣味です。主人は染色家ですが、仲間から手に入るのよ」、とのこと。
 それにしても、その白い仏塔のタイ陶器が気になって仕方がない。かと言って、買う気にはなれない。まるで遺灰入れにしか使い道がないからである。

ブログは今日から18年目!

私のブログは2002年5月19日からスタートしました。ですから、17年間、書き続けて来たことになります。
 旅行中、及び、不慮の骨折で入院していた期間を除いて、日々、徒然なるままに書いて参りました。
 これからも、マイペースで書きます。どうぞよろしく!

看護師の制服

福岡在住の元生徒さんからは、3人の娘さん達の成長の様子が記念写真や旅行写真と共によく送られてくる。赤ちゃんの時に抱いてあげた長女さんが、今年4月、地元の看護専門学校に進学。彼女は自宅から歩いて10分の学校を選び、楽しく通学しているそうだ。
 昨晩、「制服が届きました。格好だけは一人前です」という文面とともに父親から写真が送られて来たが、娘さんの表情はこれまで見たなかで一番明るかった。将来、就きたい職業を早く選んだ彼女はすばらしい。
 各分野の制服に対して、これまで堅苦しいイメージをいだいていたが、看護師の制服に限って言えばなかなかいいものだ。医療の世界で大いに活躍してもらいたい。
 ひるがえって、話をタイ語の勉強に戻そう。そろそろマンネリになってしまっている感があるので、たまにはタイの正装に身を包み、恭しく上品なタイ語を喋ったり、あるいは、農民の格好をして、気さくにタイ語をしゃべってみるのもいいかもしれない。変装により、気分だけでもタイ人になってみてはいかが?

羅臼の桜

昨日、知床半島の羅臼で撮った桜の写真がラインで送られて来た。写真を唯一の趣味とする元タイ人講師からのものである。彼女は4月24日にバンコクから札幌に入り、1ヶ月かけて北海道の桜を撮りまくっている。
 沖縄は梅雨入り。そして、知床は桜満開。日本列島は長い! 
 羅臼の桜は染井吉野の色をしているけれど、花弁がいささかぶあつく見える。寒冷地に適応した別の品種なのであろうか?
 彼女から来た次なる短文を訳してみてください。
 ตอนนี้อยู่Rausu ค่ะ นั่งเรือไปแถวรัสเซีย้เพื่อดูkiller whales
หนาวมากและไม่เจอวาฬเลยค่ะ เรือเขาให้คูปอง ถ้าขึ้นครั้งหน้า เขาจะลดให้ครึ่งราคาค่ะ