月曜日クラスの生徒さん、頑張って!

1月7日の火曜日の授業からスタートした令和2年。ほとんどのクラスが2週目を終えたというのに、唯一、まだ始まっていないクラスが有る。それは月曜日のクラスだ。先週の月曜日は成人式で祝日。したがって、今日から勉強を開始する。
 月曜日の生徒達は祝日が多くて喜んでいるが、休みが多すぎるクラスには成果が望めない。のんびりムードで勉強するのはやめて、今年は気合を入れて頑張ってください!

今日の宿題

今日は日曜日だから宿題を出さないほうがいいと思うが、日曜日だからこそタイ語を復習したいという生徒達のために、次なるタイ語作文を課す。

1.昨日、「アジア女性のための生け花クラス」を開催した。参加者は5名。
2.この生け花クラスは2007年1月から始めたので、14年目に入った。
3.受講料はずっと¥2,000だが、花代が年々値上がりをしている。
4.昨日、使用した花瓶は丸型ではなくて、小判型であった。
5.長い間、鋏を使用してきているので、研ぐ必要がある。

見学者は早い決断を!

1月14日から「タイ語入門 火曜日19:00」を新規開講した。新クラスは半年ぶりである。
 入会した生徒さんはわずかに2名。しかし、申し込んで来られた時から彼らの情熱を感じた。だから開講に踏み切ったわけである。
 想像した通り、二人ともタイ語に対する勘がすぐれていた。それもそのはず、これまで何度もタイへ行っておられるからだ。
 開講後、さらに2名の方達から見学の打診があり、そのうちの1名は昨夜、教室に来訪。「タイ語初級 金曜日18:00」のクラスを見学していただき、教室の雰囲気だけでも感じ取ってほしいと思ったところ、即、入会を決断してくださった。令和2年は教室の運気が向上しそうだ、

2020円のお年玉

茶道仲間の一人は鎌倉駅前に在る老舗洋菓子店でバイトをしている。今年も元旦から出勤であったそうだが、店側からお年玉が出たそうだ。
 袋を開けてみると、2千円。ところが、あと20円入っているのに気付いたとのこと。今年の2020年にあわせたアイディアであることは明々白々。
 その話を聞いた私は、20円が持つ意味をさらに考えた。たかが20円。しかし、気持ちがよく伝わる20円!
「1円が足りないが故に1円に泣く」という話をよく聞くが、この20円はきわめて大切だと思う。
 要は気持ちの問題だ。人に何かを差し上げる時は、ぎりぎりではなくて、余裕とユーモアをもち、余韻を感じてもらうような工夫をしたいものである。

今日の宿題

『日本人とは何か』(加藤周一 講談社学術文庫 1976)の中の「外から見た日本」という章に書かれた文章を抜粋する。タイ語に訳してみよう。

(1)文化的な日本を外からみれば、どういう印象をえられるでだろうか。徳川時代の鎖国は、内外の交渉をほとんど全く断っていた。

(2)明治以後の半鎖国は、外から内への流入を許して内から外への流出を事実上抑えてきた。それが内から外への方向も含んで、片側通行でない開国へ向う気配が、今日に至ってみえないこともないようである。

(3)海外旅行の自由化は、その一つのしるしである、また数学者・自然科学者・技術者・音楽家・建築家で、国外で活動する人々が多くなったのは、またその一つのしるしであろう。

花豆塩あま納豆

 私のところには年がら年中、お菓子がやって来る。居ながらにして、いろいろな世界が見えて面白い。一昨日は石垣牛味のせんべい、そして、昨日は草津温泉の花豆塩あま納豆が到来。
 その花豆塩あま納豆の箱に書かれている原材料名を見て、おやおやと思った。
 「砂糖(タイ)、花豆(国産)、還元水あめ、食塩(国産)、重曹」
 砂糖はタイ産であった。それに国産の塩が加味され、なかなか乙な味に仕上がっている。
 そこで思った。タイ好きな我々はタイのものと日本のものをうまく合体させて、その仕上がりを愉しめばどうかなあと……。工夫するのは自分自身だ。

「タイ語入門」新規開講

今日から「タイ語入門 火曜日19:00」を新規に開講いたします。
 令和2年からタイ語を学んで、タイにチャレンジしようと意気込んでおられる方達は是非ともご参加ください。
 そして、のんびりと復習したいという生徒達もどうぞご自由にいらしてください。
 忘れていたこと、そして、新たなる気づきが有れば、それはそれで面白い時間が過ごせることでしょう。

今日の宿題

今日は成人式。20歳の若者だけは浮かれるであろうが、第3回目の成人式(=60歳)をとっくに終えて、第4回目の成人式(=80歳)に向かってひたすら、あるいは、ひねもす暮らしている老練から、若者達にタイ語で助言を与えてほしい。
 1.日本の教育制度は旧態依然である。自分自身で早く自分の進路をみつけよう。
 2.親のすねかじりはよくない。早く自立しよう。
 3.世界放浪の旅もよいが、日本の地方にも素晴らしいところがいっぱいあるから、是非とも行ってみよう。
 4.好きなことを見つけて、それを長く続けよう。
 5.語学の勉強を通して、外国語と日本語の両方に強くなる感覚を身につけよう。

ピアノ五重奏

昨日、友人の娘さんが「ピアノ五重奏との出会い」というコンサート(於:トッパンホール)でバイオリンを演奏することになっていたので、楽しみに聞きに行った。
 ピアノ、バイオリン(2人)、ビオラの奏者はいずれもロンドンで活躍している日本人、そして、チェロはイギリス人という構成であったが、ドヴォルザークとブラームスのピアノ五重奏曲を見事なハーモニーで精力的に弾きこなし、想像した以上に魅了された。
 5人の奏者が調子を合わせることは相当に難しい。彼ら音楽家の日々なる研鑽と厳しい姿勢に圧倒された。
 それに比べてタイ語は個人的な学習だから、他者に合わせる必要は全くない。したがって、とかく自分を甘やかせてはいないだろうか。
 真似をしながら学ぶ。そして、学びの意欲を自分で常に察知し、さらなる上達を目指そう。そうあってほしい。

พิถีพิถัน というタイ語

指輪先生が2ヶ月ぶりにタイから帰京された。8日の水曜日から再び教えに来てくださっている。彼女は福祉セミナーに参加するためフィリピンへ行かれた時の話を聞かせてくださったが、話がフィリピン料理に及ぶと、語彙を強め、顔をしかめながら、ご自分の感想を開陳した。
 その際、何度も繰り返して使った単語が「ไม่พิถีพิถัน」というタイ語であった。彼女が言いたい雰囲気から察するに、「フィリピン料理はしっちゃかめっちゃかだ」という風に取れた。
 実際に写真も見せてくださり、剥いたバナナをそのまま料理に使い、見てくれが非常に粗野だと言わんばかりであった。その裏には、タイ料理は何といろいろと工夫をこらしていて素晴らしく美味しいと言いたいことがわかった。
 いずれにせよ、辞書で調べると、「พิถีพิถัน」というタイ語は、非常に几帳面、とか、厳格すぎる、とかいう意味であったので、打消しの「ไม่ ~ではない」をつけると、「全くいい加減」という意味にとれる。
 新しい単語を、タイ人講師から感情豊かに聞かされると、ものすごくよく頭に入った。