きびだんご

昨夜、岡山出身の生徒さんから岡山名物のきびだんごを頂いた。昔の包装とは異なり、小分けのパッケージに4個入った可愛らしいきびだんごであった。桃太郎に因んでパッケージは桃色。そして、きびだんごも桃のやわらかな果肉を思わせるものであった。

泰日文化倶楽部の今年2024年の授業は昨日でちょうど1週間が経過。順調なるすべり出しである。諸事情で退学・休学された方達はいるが、春にはまた復学されることを期待している。

生徒各自の学習態度はいつもと変わらない。しかし、授業内容に少しずつ刺激を与えることによって、皆さんのレベルアップのお手伝いをしたい。高田馬場の桃太郎として今年も頑張ろう!

 

楽しいランチ

昨日、元生徒さん2名と5年ぶりでランチをした。午後から個人レッスンが入っていたので高田馬場駅近くまで来てもらった。中華料理店で1時間半、楽しく語り合った。彼らは20年前の生徒達である。

A氏=「62歳になりました。あと2年すれば引退します。10月に第30回定期演奏会がありますのでいらしてください」 それを聞いて、音楽家に引退が有るのだろうかと思った。

B氏=「もう54歳ですよ、先生。仕事が朝早いから夜は早く寝てます」 彼は中国語が得意。中華料理を運んで来た中国人とペラペラしゃべっていた。郷里の高知県にはご両親が山2つを所有。悠々自適の生活を送っておられるとのこと。よって彼の引退後の生活は高知と決まっている。

今日のタイ語作文

1.最近、明るい話題が何ひとつない。

2.スポーツの中継はいやなことを忘れさせてくれる。

3.音楽を聴くことも精神的に良い。

4.趣味が有ることは人生を豊かにする。

5.豪華客船に乗るのもいいが、3ヶ月はごめんだ。

6.何事をするにも財布と相談しなければならない。

やんごとないこと

年末年始の休暇をタイで過ごした生徒さんが浮かぬ顔をしながら、「やんごとないことで2月にまたタイへ行かなければならなくなりました」と言った。それを聞いた他の人達は私も含めてだが、一瞬、怪訝な顔をした。何故かと言うと、「やんごとない」という言葉にひっかかったからである。

「やんごとない」という形容詞は「高貴な」とか「非常に尊い」という意味である。しかし生徒さんのタイ行きの理由を聞いているうちに、「のっぴきならない」という意味で使っていることがわかってきた。

『源氏物語』の世界、すなわち平安時代では確かに「高貴な」が第一義であるが、もう一つの使い方は「止む事無い」。それが「やんごとない」になり、その意味は「打ち捨てておくことができない」となったとのこと。古語もなかなかに興味深い。

熊・虎・象・龍

昨年来、熊の出没、そして熊による被害のニュースを聞くたびにぞっとしている。今年に入って、中国吉林省の道路に虎が座っている映像を見た。野生のアムールトラだとのこと。これまた恐そうであった。

一週間前には、タイのルァーイ県(จ.เลย)で夜間に象が数頭、民家にやって来て餌を探している映像を見た。就寝中に象の足で頭や腹を踏みつけられたら即死かも。異常気象で野生の動物も必死であることがよくわかる。

京都の裏千家「今日庵」で行われた今年の初釜では、床の間に「龍虎」の軸が掛けられた。もちろん辰年に因んでのことだが、「龍虎」の謂れは『易経』にあるそうだ。日本では「英雄・豪傑など、勢いの盛んなもののたとえ」、「互いに優劣のない二人の強者のたとえ」として有名とのこと。

日本は元旦早々、どん底に落とされた。とにもかくにも、熊、虎、象、そして龍にお願いして、今年一年の平安をあらためて祈ろう。

今日の語彙

下記の点線上に適切な単語を記入しなさい。

๑   กินข้าวกิน…….   ๒  กินเล็กกิน……..

๓   กินเลือดกิน…….     ๔  กินนอกกิน…….

๕  ขึ้นหน้าขึ้น………     ๖   ต่อหน้าต่อ…….

๗   ตั้งหน้าตั้ง……..      ๘   ตั้งอกตั้ง…….

๙   เอาอกเอา……..     ๑๐   เอาหน้าเอา…….

๑๑  มีเงินมี…….          ๑๒  มีหน้ามี……

๑๓  คิดไปคิด……       ๑๔   นั่งคิดนอน……

古書? 古紙?

今年の大河ドラマは『源氏物語』を書いた紫式部の生涯に関する話だ。茶道仲間の一人(74歳)から次なる話を聞かされた。

「私はいろいろな作家が訳した『源氏物語』の現代語訳本を全巻そろえて持っています。全部読みましたが、やはり与謝野晶子の訳本が一番いいですね。でも、そろそろ本を処分しなければと思い、古書店に尋ねると、古書ではなくて古紙扱いになりますから買い取ることはできませんね、と言われてしまいました」

一流作家達が心血注いで訳した本が古紙扱い? ああ、嘆かわしきかな。

タイ語始め

泰日文化倶楽部は今日から「2024年 タイ語始め」です。楽しく、かつ、我慢強く勉強しましょう。

習い事は何であれ、各自の学習態度によるところが大きいです。楽しさの増減の原因は自分自身が一番よく知っているはず。体力+気力+知力+財力、これらのバランスを上手にとりながら、持続あるのみ。

個人的感想ですが、日本では、「タイ料理店」のほうが「タイ語学校」よりもはるかににぎわっております。「食」には勝てません。しかし、ひるむことなく「学」で勝負です。

今日の翻訳

『สังคมศึกษา』(สมาน แสงมลิ他 ไทยวัฒนาพานิช刊  พ.ศ.๒๕๓๐)から出題する。

1.การสร้าง บูรณะ  หรือซ่อมแซมวัด เพื่อให้พระสงฆ์ได้มีที่อยู่อาศัย  มีที่ปฏิบัติธรรม  และมีที่ให้เราได้ไปทำบุญ ไปฟังธรรม

2.การพิมพ์หนังสือธรรมะ หรือเผยแพร่คำสั่งสอนของพระพุทธเจ้า ให้แพร่หลายออกไป  รวมทั้งพวกเราต้องช่วยกันปฏิบัติตามคำสั่งสอนของพระองค์ด้วย

3.ทะนุบำรุงพระสงฆ์  ด้วยการบวช   ทำบุญตักบาตร  และช่วยกันขจัดพระที่ไม่ดีให้ออกไปจากวงพระศาสนา

4. ปฏิบัติตามคำสั่งสอนของพระพุทธเจ้า

5.การทะนุบำรุงศาสนานั้น  มิใช่ว่าต้องมีการบริจาคเงินเป็นจำนวนมาก หรือการสร้างพระให้ใหญ่โตที่สุดในโลก  แต่อยู่ที่การปฏิบัติตามคำสั่งสอนของพระพุทธเจ้าเป็นสำคัญ

 

七草粥

今日は1月7日。習慣上では七草粥をいただく日である。無病息災を祈る中国の風習から由来しているそうだ。一般的には正月の御馳走づくめで疲れた五臓六府を休ませる日とされているが、たしかに理にかなっている。

七草を入れた粥は白と緑の爽やかな配色になり、七草の緑が映えて目にやさしい。食は配色が肝心。特に日本料理においておや。鷹の爪の赤、人参のオレンジ色、カボチャの黄色からは元気信号が発せられ、目に刺激的だ。

御馳走と別れ、普通食に戻る意味でも七草粥はよい。長生きするには健康を考えた食物を摂取すること。そして贅沢を避けて1週間に1回、旬の野菜を刻んで入れた粥を食し胃を休ませる。たまには茶粥も可なり。