蛙と鉋

 昨日の授業で使用したタイ国語教科書(2年生用)の中に、「ไสไม้ 木を削る」という表現が絵入りで出ていた。すると、タイ人講師は補足した。「鉋(กบ)という単語は、蛙(กบ)と同じ単語を使います。鉛筆削りはกบเหลาดินสอ)と言います。何故、鉋と蛙が同じなのかはよくわかりません」
 なるほど、謎である。しかし、よくよく考えてみると形状が似ている。そうだ、その感覚から同音異義語になったのかもしれない。辞書で「กบ」を調べてみると、全部で10の意味が掲載されている。とても覚え切れない。語学は根気を要する。じっくりと取り組むしかない。
 タイ人のニックネームの中に「蛙」が有る。「大地に這いつくばって、堂々と生きよ」という願いが込められている。たかが蛙と侮るなかれ。コロナ禍に打ちのめされた人間よりも根性はしっかりしている。