茶碗

  昨日の『日曜美術館』(NHK Eテレ)は、「陶の山 辻村史朗」というタイトルで、孤高の陶芸家を紹介した。番組が始まると、茶道講師からグループラインが入った。「今、Eテレビで、陶の山 辻村史朗と言う番組、とても興味深いですよ!!」 茶道の仲間達はすぐに反応。「私も見ています!」、と。

  辻村氏の作品はメトロポリタン美術館にも収められているから、一流中の一流である。彼の生活は奈良の山の中。1200坪の土地には失敗作がそこかしこに置かれている。だが、それらが積年を経て風流な作品に化けるかと思うと実に愉しみ…..。彼は言った。「陶器いろいろあれど、行きつく先はやっぱり茶碗ですな」

 私も茶碗を数椀持っている。だが頂き物が多く、自分で購入したのはわずかに1椀。仕事で八戸へ行った時、古道具屋で購入した。800円也。毎日、愛用して撫でてあげているので手に馴染んで来た。値段ではない。肝心なのは時間と愛情。