管制塔

 泰日文化倶楽部を運営する中、私は自分の存在を教室に於ける管制塔だと思っている。従って、クラスの編成と実行を管理し、何か起きた時にはすぐに駆け付けられるように近くでスタンバイしている。

 昨夜、タイ人講師に「管制塔のことをスマホで調べると、หอบังคับการบิน と書いてありますが、この表現でいいですか?」と尋ねると、ピンと来ないと言う顔をされた。「それではもう一つ。ศูนย์ควบคุมการบินというのもありますが、どうでしょうか?」と付け加えると、「なんとなくわかります」、とのことであった。

 タイ人講師は英語が得意だから、彼女の頭の中は英語的発想が先行している。あえてタイ語訳をしなくても、control tower と言ったほうが一番、反応が早そうな感じがした。

今日の語彙

 類別詞をしっかり覚え、それを文中に活かすと、引き締まった文章が書けるようになる。今日は以下の表現を類別詞を意識しながらタイ語で書いてみよう。

 1.鍵 1本          2.バラ2本

 3.山 3つ          4.川 3本 

 5.台風5号          6.石 6個 

 7.ドア2枚          8.窓3面  

 9.フォーク4本       10.箸5膳  

11.ニンニク1個       12.ニンニク2かけ 

13.時計3個         14.指輪5個 

15.ブレスレット2本     16.白髪数本  

芍薬と花菖蒲

 昨日、2ヶ月ぶりに「アジア女性のための生け花教室」を開催した。出席者は中国人3名、ミャンマー人1名、そして日本人2名の計6名。芍薬と花菖蒲を生けた。華道講師の話では、端午の節句が終わって3週間以上が経過しているので、花菖蒲の値段は安くなっているとのこと。

 中国人達は芍薬を見て歓声を上げた。芍薬と牡丹は同じ科に属するため、両方の花は非常に類似している。中国の絵画には牡丹がたくさん描かれていることもあり、彼女達は日本の芍薬に大興奮したというわけだ。

 「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という表現が有る。どんなに生け花を習おうが美人にはなれないものの、研鑽を積み、爽やかで楚々たるしぐさができるよう、ここ一番で勝負をかけようではないか。

方言札

 古いテキストであるNHK人間講座『沖縄からアジアを見る』(2000年5月10日放送)を読み返していると、比嘉政夫氏(当時=国立歴史民俗博物館教授)が「方言札」というものに言及しておられる。

 ~共通語の教育・普及には県当局が国民教育の一環として力を入れ、その方法には行き過ぎと思われるものがありました。「方言札」というのがそれです。方言を使う者を罰するということで、学校では各クラスに「方言札」をひとつ配り、方言を使った生徒の首にそれを懸けさせ、方言を使う別の生徒を見付けて札を渡すまで首にそれを下げていなければならないという制度でした。~

 比嘉氏は続けて書いておられる。「沖縄研究の先駆者、伊波普猷の薫陶を受け、那覇方言の研究者であった金城朝永は、中学時代この方言札の制度に反抗し、敢えて方言を使い、学校中の方言札を一人で集めて退学になったというエピソードは有名です」

今日の翻訳

 今年も茨城県から鉾田のメロンが届いた。写真を撮って、元タイ人講師に送信すると、意外や意外、彼女からもタイでのメロン栽培風景の写真がすぐに送られて来た。

1.ตอนนี้ที่ไทยสามารถผลิตเมล่อนหวานๆได้เหมือนญี่ปุ่น

2. ราคาไม่แพง ลูกละประมาณ ๒๐๐บาทเท่านั้น

3.เขาเอาพันธ์มาจากญี่ปุ่นและปลูกในโรงเรือน

4. อยู่จังหวัดสกลนคร สั่งทางออนไลน์ได้ ของคุณภาพดีมาก

หมู่บ้านที่น่าอยู่

 授業で使っている小学校1年向けのタイ国語教科書はそろそろ終盤を迎えている。昨日は「หมู่บ้านที่น่าอยู่」という章を勉強した。直訳すれば「生活しやすい村」。意訳すれば、「素晴らしき村」。

 「น่าอยู่ 生活しやすい」という条件には、気候が良くて、人口密度が高すぎないこと、そして、交通が便利であること、等が挙げられるが、上述の国語教科書に書かれている内容は、寺と市場と学校が有り、それらに通じる道が平坦で、かつ、掃除が行き届きゴミが落ちていないこと、そして、道の両側には樹木がきちんと並んで植樹されていること、等が書かれていた。

 そして、もしもそのような素晴らしい環境に達していなければ、村人が助け合って、皆で協力して村の美化につとめること、というふうに併記されていた。よくよく考えれば、「生活しやすい村、居心地のいい村」とは、すなわち、人々の協力が有るか否かにかかっている。

ドリアンの季節

 タイはドリアンの季節を迎えている。元タイ人講師からいろいろな名前がついたドリアンの写真が送信されて来た。御主人が外出した際、彼女のために買って来られたそうだ。

 แฟนไปซื้อทุเรียนมาแยะมากค่ะ ลองทานดูทุกกล่อง ฉันชอบพันธ์นวลทองจันทร์มากที่สุดค่ะ ชื่อทุเรียน = ① ชะนี  ② ก้านยาว  ③ หมอนทอง   ④ หลงลับแล  ⑤ นวลทองจันทร์

写真から見る限り、各ドリアンの違いは、果肉の黄色の濃淡、長さと丸み、そしてくびれ方と言えよう。彼女は⑤のヌアントーンチャンが大好きだそうだ。今年は間に合わないが、来年の今頃こそは、これら5種類のドリアンを食べ比べたい。

今日の作文

1.月曜日の色は黄色。日本人は黄色いマンゴーが好きだ。

2.火曜日の色はピンク。淡いピンクは目にやさしい。

3.水曜日の色は緑。新茶の緑で一服しよう。

4.木曜日の色はオレンジ。オレンジ色はよく目立つ。

5.金曜日の色は青。青色の壁は寒そうに見える。

6.土曜日の色は紫。今日のおかずは茄子炒め。

7.日曜日の色は赤。レッドカレーを食べて、タイへ行った気分になろう。

ボリューミー

 シンガポール在住の元生徒さんからラインが有った。「日本の新聞を読んでいたら、<ボリューミーな肉うどんで腹ごしらえ>という表現が有ったけど、ボリューミーって、新しい日本語だわ」

 ボリューミーは和製英語のようだ。和製英語があまりにも氾濫しているので、どんなにおかしな単語でも、カタカナ書きをすればオシャレになる。と、そのように毒されてきてしまっている。若い人がどんどん和製英語を作っていることに対し、誰も反対しない。

 元生徒さんはシンガポールから日本をしっかりと観察している。もう8年も日本に帰って来ていないとのこと。タイ料理店の店頭に置かれたタイ料理の自販機の写真を送ると、「一体どうなっているの?」と驚いていた。

早稲田のジャズ喫茶

 昨日の午後、授業が終わったので蕎麦を食べようと思って早稲田の金城庵へ行った。あいにく「支度中」。ふと反対側の店を見るとジャズ喫茶があるではないか。さっそく入ってみた。そして1時間半、ジャズのビートに打たれに打たれた。

 帰宅後、ジャズ喫茶「NUTTY」のHPを読んだ。2008年開業とのこと。マスターの次なる弁に賛同。「ジャズをこれから聴く人にお勧めしたいのは、まず全身で音を浴びて、心で聴くこと。自分の感性を信じて、楽しむほうがいい。すぐに解説書に目を通す人がいますが、専門家の批評は読まないほうがいい」

 ところで、店名の「JAZZ NUTTY」だが、“Nutty”には「馬鹿げた、イカれた」という意味が有るとのこと。マスターのお気に入りの曲名から命名したそうだが、なかなかに洒落乙。これからも途中下車して、真ジャズにビートビートされたい。