干支送り

 昨日、茶道教室に参加した。掛け軸は「『無事是貴人』。その意味するところは、「どんな境遇にあっても、あたりまえのようにこなしていける人こそが貴ぶべき人である。臨済禅師が説くところの<無事>とは、やみくもに外に向かって求める心を捨てきったさわやかな境遇なのである」、とのこと。

 私が興味を覚えたのは香合の絵柄であった。今年の干支である牛の堂々たる姿に魅せられた。茶道講師から「干支送りですよ」と言われ、今年一年が残り少なくなったことに、あらためて気づかされた。そして、来年に向けての緊張が体の中から湧いて来た。

 来年のことを言うと鬼に笑われそうなので控えるが、いずれにせよ虎はのっしのっしとやって来る。年末になると各所で動物の干支送りの光景がテレビで報道される。牛と虎。さあ見物だ。といっても、虎の赤ちゃんが起用されるのであろう。